東洋エンジ 米国向けポリエチレンプラントを受注

2014年12月05日

ゴムタイムス社

 東洋エンジニアリング(TOYO)は12月2日、同社の韓国法人トーヨー・エンジニアリング・コリアが、サソールがルイジアナ州レイクチャールズに建設する年産45万トンの直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)製造設備の詳細設計、資機材調達、モジュール製作、建設支援業務を受注したと発表した。

 同社は2013年、同設備の基本設計業務を実施した。プラントの完成時期は2017年を予定している。

 サソールはレイクチャールズに世界最大規模のエチレンプラントとその誘導品プラントの建設を計画しており、LLDPEプラントにはユニベーションテクノロジーズのユニポールポリエチレンプロセスを採用する。

 同社はLLDPEプラントにおいて豊富な実績を有しており、同件は、23件目のユニポールプロセスによるポリエチレンプロジェクトとなる。同社は、引き続き米国におけるシェールガス案件の活発な投資計画への参画を目指し、同国におけるプラントビジネスの拡大に注力していくとしている。

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