主要上場ゴム企業の25年3月期連結決算の営業利益をランキングした。21社のうち、増益となったのは11社で、減益企業が10社となった。減益企業のうち、営業損失企業は相模ゴムとアキレスの2社となった。
前四半期(第3四半期)と比較すると、増益企業数は同一となり、上位10社中増益
上位10社で前四半期から順位を上げたのは、6位の三ツ星ベルト(前四半期7位)となった。
営業利益額1位の豊田合成は原価改善や為替影響の増益要因があったものの、減販影響や価格改定により2桁の減益となった。ただ、首位の座は維持した。2位の住友理工は同25・4%の増益。原価低減活動や生産効率の向上、さらに為替換算の影響も利益を押し上げた。11位以下の企業では、ニッタ、藤倉コンポジットなど4社が増益だった。
最も増益率が高かったの昭和HDの521・4%増。次いでNOKで同62・6%増となった。 全文:約458文字