横浜ゴム 尾道工場40周年で記念祭

2014年11月10日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは11月1日、尾道工場40周年記念祭並びに千年の杜植樹祭を開催した。
 式には平谷祐宏尾道市長、福井弘尾道商工会議所会頭、横浜ゴムの後藤祐次取締役専務執行役員や尾道工場従業員とその家族など約600名が参加した。
 後藤佑次取締役専務執行役員は「40周年を共に祝える事ができ、大変うれしく思っている。尾道工場は横浜ゴム唯一の建設機械用タイヤの生産拠点であります。世界中に鉱山用、建設用タイヤを製造供給している。建設機械用タイヤの製造技術は非常に難しいので、数少ないメーカーしか作れない技術ですので、この工場を誇りに思っている。この工場が40周年を迎えられたのも、皆様のご支援のおかげです」とあいさつ、植樹会については「横浜ゴムでは千年の杜プロジェクトを進めています。生産拠点そのものが地球環境に役立つ場所となるように展開しています。尾道工場の植樹目標が本日達成できるということで、嬉しく思っています」と述べた。
「YOKOHAMA千年の杜」は世界の横浜ゴムグループ生産拠点で、17年までに50万本を植樹するプロジェクト。当日約1900本の植樹を行い、同工場が目標としてきた約2万8千本を達成した。今後は敷地内に水辺の再現など生物多用性保全にも取り組む。
 式典は後藤専務、市長らが40周年記念として植えられるオリーブの苗木に、スコップで土をかけるセレモニーで締めくくられた。

 

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