横浜ゴムは6月17日、みずほ銀行と環境評価融資商品「Mizuho Eco Finance」の融資契約を締結したことを発表した。
「Mizuho Eco Finance」は脱炭素社会への移行に向けた企業の取り組みを支援することを目的に、みずほ銀行が提供する環境評価融資商品。みずほリサーチ&テクノロジーズが開発した環境評価モデルに基づき、情報開示を中心に気候変動に対する取り組みや指数がスコアリングされ、一定以上の評価を獲得した企業に融資が行われる。
今回、同社はサプライチェーン全体での温室効果ガス排出量削減の取り組みや排出量の開示、また、自社活動によるCO2排出量について「2030年に2019年度比40%削減」「2050年にネットゼロ(カーボンニュートラル)を達成」の中長期ビジョンを設定していることなどが高く評価され、融資契約に至った。
同社はサステナビリティ・スローガンとして「未来への思いやり」を掲げ、事業活動を通じた社会課題への取り組みにより、共有価値の創造を図っている。