帝人フロンティアは6月23日、同社の子会社で、運輸・倉庫および物流サービスを展開している帝人物流が、物流中継拠点としての機能強化と、事業のさらなる拡大を図るため、帝人物流としては関西で2か所目となる物流倉庫を滋賀県蒲生郡竜王町に開設し、7月1日から営業を開始することを発表した。
近年、物流関連法の改正や人手不足などの物流業界の大きな変化の中で、安定的な物流体制と包括的なサービスを提供できる物流拠点の必要性が高まっている。これらに対応するため、帝人物流は、クレド・アセットマネジメントのマルチテナント型物流施設「CREDO滋賀竜王」1階エリアに物流倉庫を開設することとした。
開設場所は、名神高速道路の竜王ICに隣接しており、関西圏や中部圏、さらに北陸圏へのアクセスが容易で、東西の物流中継拠点として最適な立地となる。また、2025年10月に定温保管機能を装備した倉庫エリアを設け、さらなるサービスの提供を進めていく。
帝人物流は、このたびの物流倉庫の開設により、事業拡大を図るとともに、今後さらに高まる物流ニーズに柔軟に対応し、最適な物流ソリューションを提供していくとしている。