カワタ 第2四半期・通期の業績予想を修正

2014年10月27日

ゴムタイムス社

 カワタは10月24日、2015年3月期第2四半期および通期の連結業績予想を修正すると発表した。

 第2四半期連結業績予想は、売上高が前回の79億5000万円から4・3%減少して76億700万円。営業利益が3億1000万円が5・2%減の2億9400万円、経常利益が2億4000万円から5・8%増加して2億5400万円、純利益が1億3000万円から19・2%増で1億5500万円を見込んでいる。

 通期の連結業績予想は、売上高が161億から1・9%減少して158億円に下方修正したほか、利益についての修正はなし。

 第2四半期累計実績については、日本経済の景気回復に伴う需要増を見込んでいたが、国内設備投資は4月の消費税率引上げ以降、一部に弱い動きもあったことに加えて、タイの政情不安やインドネシア、中国等における景気の減速等により売上高、営業利益は下方修正。また、営業外収支の改善等により、経常利益は上方修正を行っている。

 通期については、総じて日本経済は回復基調だが、国内の設備投資の回復のスピードが緩やかで受注額の急回復が現時点では見込めないことより、売上高は下方修正を行った。

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