帝人 アラミド繊維を値上げ

2014年10月21日

ゴムタイムス社

 帝人は、10月16日、パラ系アラミド繊維「テクノーラ」「トワロン」、メタ系アラミド繊維「コーネックス」の販売価格を現行価格比で7%値上げすると発表した。

 11月1日出荷分より実施する予定。

 同社は、原油価格の高騰、円安などによるコスト上昇が続いており、これらが一過性のものではなく構造的な変化と認識せざるを得ない状況にあるとしている。また、原油価格の上昇に加え、アラミド繊維の原料価格も同様に高騰している。こうしたコスト上昇に対し、同社も対策を続けているが、製品の安定供給を確保するため、やむなく価格改定することにしたとしている。

 同社のパラ系アラミド繊維は、特に強度、防弾・防刃性などに優れ、主として防護衣料、自動車のブレーキパッドなどの摩擦材やタイヤの補強材、光ファイバーケーブルの補強材などに使用されており、年率7~9%の市場成長が見込まれている。同社は、オランダで生産する「トワロン」と、日本で生産する「テクノーラ」で世界市場の約2分の1を占める。メタ系アラミド繊維「コーネックス」は、長期耐熱性や難燃性に優れ、消防服などのユニフォームや耐熱フィルターをはじめとする産業資材に使用されている。

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