2012NEW環境展/2012地球温暖化防止展が開幕

2012年05月29日

ゴムタイムス社

 2012NEW環境展/2012地球温暖化防止展(日報ビジネス主催)が22日~24日の四日間、東京ビックサイトで開催された。同展は1992年の初開催以来、今年で21回目を迎えるアジア最大級の環境分野ビジネスの専門展。同時開催された地球温暖化防止展と合わせて595社、2052小間となった。出展したゴム関連企業は次の通り。

 早川ゴム㈱は震災対策コーナーで、仮置き施設、中間貯蔵施設に採用が検討されているフレコンバック、遮水シートやOリング、液状ゴムなど耐放射線性に優れたゴム材料を中心に出品。

 同社がこのほど開発した高放射線領域で長期間使用可能な「耐放射性遮蔽ゴムシート」(3229号に掲載)も展示した。
 同製品はすでに実用化している独自の耐放射線性ゴムに、微細な金属粉を均一に分散させた密度11・5の組成物。これにより高濃度放射線領域において遮蔽材として使用が可能であるばかりでなく、鉛より高い遮蔽能力を付与することに成功した。また独自の 配合設計により、高密度でありながらもゴム特有の柔軟性を保持すると同時に、耐熱性(100°C)、難燃性、耐薬品性、耐水性などにも優れる特徴を有する。製品厚さは1㎜から5㎜までを取り揃えている。また原子力施設、核燃料再処理関連施設、放射性廃棄物処理施設、加速器、先端医療、放射線照射施設、原子力関連輸送車、建設機械の遮蔽材としての用途展開に期待を寄せている。
 ブースでは耐放射環境ゴム材料を使用したバタフライバルブ弁シートリング、各種Oリング、シート類、2液硬化型不定形シール材、コンクリート構造可とうジョイント、フレコンバックなど事例を製品とパネルで展示。また放射線遮蔽ゴムの測定結果や鉛の制動X線に対する透過率などパネルでわかりやすく紹介した。

……宇部興産
 初出展する宇部興産は宇部グループ(宇部興産、宇部マテリアルズ、宇部テクノエンジ)として、環境ビジネスの取り組みをパネルと製品で紹介。ブースは4つ分野で構成。「廃ガスの浄化」分野が排ガス処理装置「UBEーRID」、「水の浄化」分野が光触媒繊維や水質・底質改善剤「ミネラルクリアー」、「土の舗装・ヒートアイランド対策」分野が土とマグネシアを混合した舗装材「マグナイト」、「リサイクル」分野がバイオマスボイラ「UMFボイラ」として、各ブループの特徴を生かし、BtoBにつながる展示作りになっていた。
……ホーライ
 環境展で初披露する新製品のACサーボモータ駆動式ガイナックスクラッシャ「KSI‐4080‐AC]をメインに二軸破砕機をはじめ、長年培った破砕・粉砕技術の粋を集めた製品、並びに各種破砕・造粒サンプル等を展示。
 同製品は油圧モータに変わる新タイプのACサーボモータを搭載することで、瞬時正転・停止・逆転の能力が向上した。また油圧モータと比較すると部品交換もほとんどなく、メンテナンスコストが削減でき、ランニングコストの心配もないのが特徴。
 同社は今後テスト行いながら同製品の販売につげていくという。
……鎌倉製作所
 同社(右の企業特集で同社を掲載)は地球温暖化防止展で工場の熱さ対策、節電対策をコンセプトにキャスター付き気化放熱式涼風装置「アクアクールミニ」「NEO COOL(ネオクール)」、アクアクールスリムなどの製品を中心に出品した。
 ブースでは製品を紹介しながら、製品を購入せず、製品使用量とメンテナンス・故障対応が全て含む「涼風おまかせサービス」をパネルでわかりやすく紹介。
 同サービスの特徴は価格が年間契約で19万8000円(税別)~となり、製品購入と比較すると初期費用で大幅にカットできる点。また同サービスは現在、関東地区が対象となっている。