積水化学がNextなでしこに初認定 共働き・共育て支援が評価

2026年03月24日

ゴムタイムス社

 積水化学工業は3月23日、「Nextなでしこ 共働き・共育て支援企業」に初めて選定されたことを発表した。
 男性社員の育児休業取得率90・1%、復職率100%といった実績に加え、フレックスタイム制度や中学校入学まで利用可能な短時間勤務制度などの両立支援制度、管理職研修や職場風土づくりなど、共働き・共育てを支える総合的な取り組みが評価されたものである。

 「Nextなでしこ 共働き・共育て支援企業」は、男女問わず共働き・共育てが可能となる両立支援の取り組みが特に優れた企業を選定する制度であり、従来から経済産業省と東京証券取引所が選定してきた「なでしこ銘柄」に加えて、2024年に創設された。

 同社グループでは、「従業員は社会からお預かりした貴重な財産である」という考えのもと、従業員一人ひとりが自律的にキャリアを形成し、ライフも含めた「ありたい姿」を実現できる環境づくりを推進している。

 共働き・共育ての実現に向けた主な取り組みは次の通りとなる。

 ①「情報提供の充実」産休・育休に関する制度の申請方法や賃金モデルなど、必要な情報を両立支援サイトに集約して提供している。さらに、男性社員による育休取得の経験談、子育て座談会、女性社員対象のライフ・キャリアセミナーなど、当事者の声に触れられる機会も設けている。

 ②「両立支援制度の整備」フレックス勤務、3歳の誕生月までの育休、中学校入学までの短時間勤務など、多様な働き方に対応する制度を整えている。また、配偶者転勤帯同休職や不妊治療休職など、キャリア中断を防ぐ制度も導入した。そのほかにも、年間18万円相当の育児補助など経済的支援も整備している。

 ③「意識・風土の醸成」管理職が部下の仕事と子育ての両立を支援する「イクボス宣言」や管理職研修を通じて、マネジメント層の理解促進を図っている。さらに、男性育休取得者の上司による座談会を開催し、多様な立場への理解を深めることで、相互尊重の職場風土づくりに取り組んでいる。

 今後の取り組みとして、同社グループは、こうした成果を単年度にとどめることなく、今後も継続的に高い水準で育児休業が取得される職場風土の醸成に向け、各種施策を着実に推進していく。
 さらに、共働き・共育てに加えて、介護や治療などの多様なライフイベントと仕事を両立しながら、従業員一人ひとりが持ち味を発揮できる企業文化の実現に向けて、施策の拡充と環境づくりを進めていく。

「Nextなでしこ 共働き・共育て支援企業」ロゴマーク

「Nextなでしこ 共働き・共育て支援企業」ロゴマーク

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