茨城県常陸大宮市とDUNLOPは4月30日、常陸大宮市と博報堂が運営する共助型地域公共交通「ノッカル常陸大宮」の車両に、ダンロップの次世代オールシーズンタイヤ「SYNCHRO WEATHER」を装着し、地域住民の交流・活性化に向けての共創プロジェクトを開始すると発表した。
同取り組みは、高齢化が進む地域における安全な移動環境の実現と、ドライバーの負担軽減を目的としている。これによりノッカルが、地域住民の交流をさらに活性化する土台となっていくことを目指す。2026年4月28日には支援発表会を開催し、タイヤ装着車両の運行を開始した。
同取り組みでは、ノッカル常陸大宮で使用される車両に「SYNCHRO WEATHER」を装着する。対象は、常陸大宮市でノッカル常陸大宮として運行している、民間ドライバーの車両3台となる。タイヤはダンロップタイヤより無償提供される。上記の取り組みを通して、ノッカル常陸大宮という共助型地域公共交通にダンロップタイヤも共感し、1年中履き替えなしで走行ができるオールシーズンタイヤ「SYNCHRO WEATHER」を提供し、地域交通の課題解決に向けた支援を行う。
常陸大宮市では、地域公共交通をより便利で持続可能なものにするため、2025年10月4日より、住民のマイカーを活用した公共ライドシェアサービス「ノッカル常陸大宮」の実証運行を開始した。乗合タクシーや路線バスの運行が少ない土日祝日に、住民や来訪者の移動手段を確保するため、タクシー事業所がない美和、緒川、御前山地域を中心に運行中となる。同サービスは、常陸大宮市が認定したドライバーと、移動したいユーザーを、博報堂DYグループが開発したシステム上でマッチングし、ドライバーが自家用車でユーザーを目的地まで送迎する共助型MaaS(次世代移動サービス)となる。LINEや電話で手軽に予約が可能で、年齢を問わずすべての住民が負担なく利用できる設計となっている。
ダンロップが2024年10月に発売した次世代オールシーズンタイヤ「SYNCHRO WEATHER」には、独自の新技術「アクティブトレッド」が搭載されている。この技術により、タイヤのゴムが水や温度に反応し、路面状態に合わせて自ら性質を変化させる。晴れた日のドライ路面から、雨天時のウエット路面、さらには雪道やこれまでのオールシーズンタイヤが苦手としていた氷上路面まで、あらゆる天候・路面条件に対応する。
日本では現在、夏タイヤと冬タイヤを季節ごとに履き替えることが一般的となる。しかし、「SYNCHRO WEATHER」は一般的なスタッドレスタイヤと同等の性能を備えており、履き替え不要で季節や場所を問わず走行が可能となる。
さらに、タイヤ交換の工賃や保管スペースの問題が解消される。6年間の使用で約10万円の費用削減効果があるとの試算もある。
「SYNCHRO WEATHER」は、2024年に日経優秀製品・サービス賞最優秀賞をタイヤ製品として初めて受賞。2025年には「超」モノづくり部品大賞で奨励賞を獲得するなど、その技術力が高く評価されている。
2026年05月07日



