JATMA 国内タイヤ需要予測を発表 メーカー出荷需要は横ばい

2012年01月06日

ゴムタイムス社

 日本自動車タイヤ協会(JATMA)は昨年12月、2012年の自動車タイヤ国内需要通しを発表した(本紙既報)。新車用タイヤは11年実績見込み比115%、市販用は夏・冬とも微減予想で、特殊車両および二輪車用を含めた合計の国内需要(メーカー出荷需要)は1億1687万2000本で前年実績見込み比102%と予想した。

 タイヤ需要予測の発表には、槇隆司統計調査部会長らが出席して行われた。予測の前提となる経済環境や自動車生産動向、為替レートなどを基にまとめられた。

 新車用タイヤは、11年が東日本大震災の影響で乗用車用は大きく落ちこみ、4輪車用計で4011万4000本、前年比86%が見込まれた。12年は前年下期からの回復基調が続くと予測され、全体では4625万6000本、同115%と増加の予想。

 市販用タイヤの販社販売需要動向は次の通り。

▽夏用タイヤ

 2011年は震災による需要増で、4輪車用計では前年比103%と見込まれる。2012年は、トラック用は引き続き震災の復興需要が見込まれたが、乗用車用は震災による需要増を一時的なものと見たため、4輪車用計では前年比98%と予測した。

 乗用車用は11 年実績見込みが34767万7000本、前年比103%、小形トラック用は971万4000本、同103%、トラック・バス用は302万6000本、同104%。

 12年見通しは乗用車用は3385万7000本、前年実績見込み比97%、小形トラック用は947万6000本、同98%、トラック・バス用は304万1000本、同101%。

 ▽冬用タイヤ

 2011年は、年初の降雪や震災による需要増で、年間の4輪車用計では前年比107%と見込まれる。2012年は、トラック用は夏用と同様引き続き震災の復興需要が見込まれるが、ここ2年間増加要因だった降雪を見込まないため、年間の4輪車用計では前年比93%と予測。

 市販用タイヤの12月末販社在庫動向については、2011年は、前年末の降雪により大幅減となった冬用タイヤは大幅増が見込まれる。2012年は夏・冬用タイヤとも減少すると予測した。