三菱重工 ゴム・タイヤ事業を強化 機械事業部と関連会社を統合

2011年12月19日

ゴムタイムス社

 三菱重工業は来年4月1日付で、搬送システムやゴム・タイヤ機械などの事業を行う新会社を発足させる方針を決定した。同社機械事業部とエムイーシーエンジニアリングサービス㈱(本社広島市)など既存グループ会社3社を統合、これにより、市場環境の変化に対応した俊敏で強靭な事業体制を構築し、収益基盤の安定化を図る。
 新会社は、機械事業部の搬送システムやゴム・タイヤ機械事業などを会社分割により、同社100%出資子会社のエムイーシーに承継させると同時に、広島菱重エンジニアリング㈱と㈱リョーセンエンジニアズを統合して発足させる。
 主な事業として、搬送システム、ゴム・タイヤ機械のほか製鉄機械上流設備などを販売する。

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