ゴムタイムス社 【社告】『ゴムタイムス平成30年度縮刷版』発売 2019年3月8日 12時 弊紙ではこのほど、昨2018年の本紙『ゴムタイムス』の全ページを一冊に収録した『平成30年度縮刷版』を発売いたしました。 週刊『ゴムタイムス』は、ゴム、タイヤ、プラスチック情報に特化した業界専門紙で、1946年(昭和21年)の創刊から70余年の歴史を誇ります。ゴム業界の主要なニュースをはじめ、注目商……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~12月期売上高ランキング 2019年3月1日 13時 主要上場ゴム企業の2019年3月期第3四半期決算の売上高をランキングした。 前年同期と比べ大きな変動がないランキングの中で、JSRは前年の4位から3位、ニッタは11位から9位、不二ラテックスは19位から18位、朝日ラバーは21位から20位へそれぞれ順位を上げた。 JSRはエラストマー事業、合成樹脂事業、……
ゴムタイムス社 取材メモ 平成最後の労使懇 2019年3月1日 13時 平成最後となる「第58回ゴム産業労使懇談会(労使懇)」が2月7日に大阪で行われ、労働者側からは31人、経営者側からは29人合計60人が出席した。 昭和62年に始まった労使懇は近年、2月と7月の年2回開催され、2月は春季生活改善のとりくみ(通称:春とり)をテーマに、労働者側と経営者側双方が社会・経済情勢を……
ゴムタイムス社 取材メモ 山本新社長に期待すること 2019年3月1日 13時 昨年末、山本悟常務執行役員が3月26日付で社長に就任する役員人事を発表した住友ゴム工業。 18年12月期通期の決算説明会で池田育嗣社長は「まず18年度も減益になったのは社長として悔しいし残念だ」と正直な気持ち吐露した。また、山本新社長については「彼は1982年の入社以降、タイヤ営業本部販売部長やダンロ……
ゴムタイムス社 取材メモ 葛飾町工場物語でゴム技術をPR 2019年2月26日 16時 先日、東京国際フォーラムで開かれた第5回町工場見本市2019で、第12回・平成30年度「葛飾町工場物語」認定製品ストーリー漫画が配布されていた。 葛飾町工場物語とは、葛飾区の町工場から生み出される選りすぐりの製品や部品、技術を葛飾ブランド「葛飾町工場物語」として認定し、広く区内外にPRしていく地域……
ゴムタイムス社 取材メモ 自己修復コート材の性能を体感 2019年2月22日 11時 横浜ゴムの冬タイヤの試乗会で、同社の開発品である自己修復コート材のデモンストレーションが行われた。自己修復コート材は、同社MB部門ハマタイト・電材事業部の製品で、傷が径時で復元する機能を有するコート材。ハードコート並みの耐傷付き性を有しながら、柔軟性も併せ持つことが特徴となっている。 デモンス……
ゴムタイムス社 取材メモ オールシーズンタイヤではない? 2019年2月22日 10時 日本ミシュランタイヤが、2015年からヨーロッパで販売し好評を得ている「ミシュラン・クロスクライメート」シリーズを日本全国で2月から順次発売すると発表した。 このタイヤのコンセプトは「雪も走れる夏タイヤ」。都内で開いた製品説明会で、報道陣から「オールシーズンタイヤではないのか」と質問を受けた乗……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 加速するゴム企業の地域貢献 2019年2月21日 15時 弊紙は毎年1月の新年特集号に合わせゴム企業やゴム関連団体のトップにインタビューを行っているが、ここ数年感じるのは、企業のCSR活動(企業の社会的責任)がより重視される時代になり、多種多様なふれあい活動を通じ地域社会との共生や連帯を掲げる企業が加速度的に増していることだ。 例えば、トーヨータイヤ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 中小ゴム企業の景況感が改善 2019年2月17日 10時 日本ゴム工業会は昨年12月28日に中小企業会員景況調査を行い、1月21日に集計を行った。マイナスが続いていた業況判断DIが昨年10~12月期実績はプラスに転じ、ゴム産業の中小企業の景況感が改善していることがわかった。 調査項目は「業況判断」「売上額」「経常利益」「販売価格」「資金繰り」「従業員の過不足状……
ゴムタイムス社 語録 フットワークより軽く 2019年2月15日 10時 昨年、個人個人の社員が健康増進にチャレンジする「健康経営宣言」を始めたニッタ。1月初旬に開かれた同社グループの新年賀詞交歓会であいさつに立った新田元庸社長は「健康経営宣言をしたことで、社員一人ひとりの健康に対する意識付けが高まったことは大変喜ばしい」
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 タイヤブースが「体感型」へ進化 2019年1月31日 15時 幕張メッセで開催された「東京オートサロン2019」が盛況のうちに終了した。タイヤメーカーのブースでは、ドレスアップ車両に装着した最新タイヤを披露したり、アトラクションを用意したりして、コアな自動車ファンはもちろん、家族連れなど普段タイヤに触れ合う機会の少ない層が楽しめる演出を行った。 住友ゴム……
ゴムタイムス社 取材メモ 「頼られるメーカーへ」金原社長 2019年1月24日 15時 日本グッドイヤーの金原雄次郎社長は幕張メッセで開催された東京オートサロン2019の記者発表会で、19年スローガン「頼られるメーカーへ。選ばれるブランドへ」を発表し、その理由を明かした。 金原社長は「このスローガンは、お客様により信頼され、消費者の皆様に選ばれるブランドになろうという決意を表したも……
ゴムタイムス社 取材メモ 性能訴求から生活密着へ 2019年1月24日 15時 ブリヂストンは新プロモーション「100人のちゃんと買い」を発表し、3月から竹野内豊さんと杏さんを起用した新テレビCMを全国で放映する。 2015年に始まった同社の「ちゃんと買い」のプロモーションは、車本来の性能を発揮するには新車装着タイヤの性能を基準にタイヤを選ぶことが大切だというメッセージが……
ゴムタイムス社 取材メモ 35周年を迎えたバトラックス 2018年12月7日 11時 二輪車用タイヤブランド「BATTLAX(バトラックス)」が今年35周年を迎えたブリヂストン。同社が11月28日に都内で開催した2019年新商品発表会では、スポーツ領域で「バトラックスハイパースポーツS22」を、アドベンチャー領域で「アドベンチャークロスAX41」を2019年2月より発売することを発表した。……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~9月期営業利益ランキング 2018年12月7日 11時 4~9月期の営業利益ランキングでは、上位5社がいずれも減益となるなど、全21社中12社が前年同期実績を下回った。上位5社では日本ゼオンが前年同期の3位から2位にランクを上げた。ただ、これは3位のNOKが3割減益となったことによるもので、電子部品事業がスマホ向けの販売の減少により51億円の営業損失を出し……
ゴムタイムス社 取材メモ 来年めどに完了を目指す 2018年12月6日 12時 先日開催された東洋ゴム工業の記者懇談会で、清水社長は免震ゴムの性能問題に伴う改修工事が2019年中には完了を目指していくことを明らかにした。 進捗状況について、11月時点で対象154棟中124棟が工事を着工し、工事完了は103棟、未着工の物件は30件になったという。 清水社長は「残り30棟までになり……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム企業の4~9月売上高ランキング 2018年11月30日 10時 4~9月期の売上ランキングをみると、前年同期に比べて上位10社でランクを上げたのはJSRとニッタ。両社とも前年同期比で2割増収と好調だったためで、JSRは前年同期の4位から3位に、ニッタは11位から9位に順位を上げた。 JSRは顧客業界が総じて堅調に推移し、エラストマー事業、合成樹脂事業
ゴムタイムス社 取材メモ 需要拡大する耐切創手袋 2018年11月29日 16時 グローブ各社が耐切創手袋の開発・販売に力を入れている。建設や食品加工など刃物を使う現場で手を傷つけてしまう労働災害がなくならないためで、各社はEU(欧州連合)で切れにくさを評価する規格基準(EN388)で高いカットレベルを保持しつつ、作業しやすい薄手商品
ゴムタイムス社 取材メモ 全社員からアイディア 2018年11月29日 16時 先日、製品と技術の総合展示会「アキレス・ザ・ネクスト」を開催したアキレスは、シューズ事業やウレタン事業、車輌資材事業などの各事業部がそれぞれのマーケットで事業展開しているが、この展示会のテーマでもある「変幻自在な未来」を実現するため、各事業部が連携し技術を融合させて新たな事業を創出することを目指……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム企業、アジアの高齢化に熱視線 2018年11月22日 12時 日本を上回るペースで、アジアの高齢化が加速している。内閣府の予測によれば、中国の高齢化率(総人口に占める65歳以上の割合)は2015年の9・7%から2030年代に20%台に上昇するほか、韓国やシンガポール、タイなど東南アジア諸国も20~30%台に上昇する見込みだ。ただ、現地では社会保障制度や福祉・介護産……
ゴムタイムス社 取材メモ 好調支える二輪用ベルト 2018年11月16日 13時 主力のベルト事業が国内・海外とも好調に推移している三ツ星ベルト。同社が11月15日に都内で開いた19年3月期中間決算説明会では、国内は射出成形機やロボットなどの一般産業用伝動ベルトの販売が堅調だったこと、海外では自動車・二輪車用ベルトが好調に推移していることをその理由として挙げている。 中でも海外で……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 中小ゴム企業の景況感が悪化 2018年11月8日 10時 日本ゴム工業会は9月28日に「中小企業会員景況調査」を行い、10月22日に集計を行った。「業況判断」については、7~9月期実績と10~12月期見通しともにDI指数がマイナスとなり、ゴム産業の中小企業の景況感が悪化していることが分かった。 調査項目は「業況判断」「売上額」「経常利益」「販売価格」「資金繰り……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 国際規格化には連携が必要 2018年11月8日 6時 10月26日の日本ゴム工業会幹事会で、ISO/TC45国内審議委員会の活動報告が行われた。 この報告の中で、青木正己日本ゴム工業会ISO/TC45国内審議委員会事務局長から、国際会議に臨む姿勢として、2つのポイントが示された。 一つは、規格化を進めるにあたり、これまで以上にアセアンとの連携を深めること……
ゴムタイムス社 取材メモ 8割以上が人手不足 2018年11月7日 11時 日本ゴム工業会の幹事会で、労務委員会の関係資料として、雇用状況調査の結果が報告された。 調査は今年4月末に実施され、会員企業103社のうち80社から回答があった。回答率は77・7%。 調査項目のうち、雇用面での当面の課題については、「労働力が不足している」の回答数が80社中65社となり、回答した企業の……
ゴムタイムス社 取材メモ 備えあれば憂いなし 2018年10月31日 18時 日本ゼオンの決算説明会で、中国のダンピング関税や米中貿易摩擦の影響についての質問に応じた平川宏之取締役常務執行役員は、「中国が色々騒がしい状況だが、日本に対してはNBRのダンピング関税がかかっており、これは11月上旬に最終決定する見通しだ。現在は仮決定の段階だが、実際にはもう関税を払っている。ただ……
ゴムタイムス社 取材メモ 米中貿易摩擦の影響は 2018年10月30日 18時 先日行われたJSRの決算説明会で、米中貿易摩擦の影響について質問を受けた宮崎秀樹取締役常務執行役員は、「実績にそれほど大きな影響は出ていないが、自動車やタイヤの中国市場にやや変調が見える。夏場に中国向けの輸出が少し減少したが、これが米中貿易摩擦の関税によるのか、それを受けた経済状況によるのか、夏……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 「脱プラ」で代替素材に脚光 原料メーカー開発を加速 2018年10月25日 15時 自然には分解しないため動植物をはじめ環境への悪影響が懸念されるプラスチックごみ問題を背景に、脱プラスチックをめぐる動きが活発だ。 環境省が先月提示した審議会の小委員会の資料によれば、1950年以降に世界で生産された83億tのプラスチックのうち63億tが廃棄され、回収されたプラスチックごみの79%が埋……
ゴムタイムス社 取材メモ 講演・展示で製品・技術をPR 2018年10月25日 10時 日本ゴム協会関東支部は、ゴム・関連技術開発および営業担当者などに1984年以来、「新しい製品と技術の紹介」をテーマとする総合紹介講演会を開催している。 講演会では、原料や機械など新製品に関する情報について、担当者が紹介するとともに、会場には講演企業のサンプルやカタログを展示するスペースも用意さ……
ゴムタイムス社 取材メモ 旭カーボン工場の魅力 2018年10月24日 17時 先日開かれた日本ゴム精練工業会の臨時総会前に、会員らは旭カーボンの本社で、カーボンブラック製造工場や研究棟などを見学した。同工場では、徹底した製造管理体制が構築されており、研究棟では微小部の元素分析や状態解析できる透過電子顕微鏡や、ナノメートル程度の構造まで観察できる走査電子顕微鏡などを使用する……
ゴムタイムス社 取材メモ トラブル一覧表を作成 2018年10月24日 16時 日本ゴム協会・成形加工技術研究分科会が10月19日に開いたゴム技術シンポジウムで、近藤寛明主査が同分科会の活動について触れていた。近藤主査は成形加工では、計量、混練り、貯蔵、圧延、押出、加硫などの流れがあると説明した上で、「成形加工のトラブルは避けて通れない。この成形加工の一連のトラブル対策をまとめ……
ゴムタイムス社 取材メモ 50年間ぶれずに 2018年10月24日 13時 日本自動車タイヤ協会(JATMA)が東名高速が全面開通した1969年から毎年実施している浜名湖サービスエリアでのタイヤ点検が、今年で50回目を迎えた。 今年の点検会場で、同協会はこの点検が始まったころの写真を報道陣に公開した。配られた3点の写真を見ると、乗用車の空気圧点検と、観光バスのタイヤの溝……
ゴムタイムス社 取材メモ 参入障壁高い北米のカー黒市場 2018年10月18日 10時 北米のカーボンブラックの需給が逼迫している。 東海カーボンが先日開催した記者懇談会の中で、真先隆史カーボンブラック事業部長が、北米のカーボンブラックの需給状況について説明した。 説明によると、北米のカーボンブラックの需給は逼迫しており、足元の2018年においても既に需要が生産を上回っている……
ゴムタイムス社 【社告】「ゴムデータブック2019」発売 2018年10月11日 16時 弊紙では、このほどゴム業界のゴム関連統計の決定版「ゴムデータブック2019」を発売いたします。 同書は世界・日本のゴム工業に関する生産・出荷量などの最新の統計データを掲載するほか、主な上場ゴム企業の決算情報、上場企業の株価週足データも掲載するなど、「ゴムデータブック2019」を開くだけでゴム業……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 IMO規制、カー黒への影響は 2018年9月27日 15時 IMO(国際海事機関)は2020年から全海域を対象に船舶燃料のSOx(硫黄酸化物)排出削減規制を強化する。高品質原油の割高感を醸成すると予想されている一方で、石油系の油を原料として多く使うカーボンブラック業界への影響も懸念される。 米NO1のカーボンブラックサプライヤーであるシド・リチャード……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の4~6月営業利益ランキング 2018年9月20日 16時 売上高に比べ大きく順位が変動する営業利益ランキングだが、4~6月期はそれほど大きな変動はなかった。 1位のJSRは前年同期比9・6%減。これは前年度第1四半期の営業利益が85%増と大きく
ゴムタイムス社 取材メモ YCN店初参加のコンテスト 2018年9月14日 16時 横浜ゴムは2015年からトラック・バス用タイヤの交換作業の技術力や接客能力を競い合う「サービス技能コンテスト」を開催している。4回目となった今年は、昨年からの大きな変更点として、コンテストの趣旨に賛同するYCN(ヨコハマクラブネットワーク)オーナー店が初めて参加して、営業所・直営店のスタッフとと……
ゴムタイムス社 語録 原料不足を乗り越える (東京材料柿沼秀一会長) 2018年9月7日 10時 原料がタイトな状況なのは今に始まったことではない。昔から様々な要因で、原料が入手困難になる時がある。確かに現に不足気味の原料があるのは事実だが、悲観的になり過ぎることはない。なぜなら、
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム企業の4~6月売上高ランキング 2018年9月6日 16時 基本的にそれほど大きな変動のない売上高ランキングの中で、19年3月期第1四半期はJSRが前年同期の4位から3位に、西川ゴム工業は7位から6位、ニッタが11位から9位、朝日ラバーが21位から19位にそれぞれ順位を上げた。 JSRは主力のエラストマー、合成樹脂、デジタルソリューションの主力3事業がいずれも
ゴムタイムス社 取材メモ 未来にふれるテクノフェア 2018年8月29日 13時 今年度から中長期経営計画「Breakthroughs for the future」(BF-2)を始動させたバンドー化学。BF-2では「新事業の創出」「コア事業の拡大」「ものづくりの深化と進化」「個人と組織の働き方改革」4つの指針を基本戦略に掲げ、最終年度の2022年度に売上高1200億円、営業利益……
ゴムタイムス社 取材メモ MB事業の見通し 2018年8月23日 13時 横浜ゴムの2018年12月期第2四半期連結決算説明会の質疑応答で、MB事業の見通しについて三上修取締役専務執行役員・経営企画本部長が説明していた。ホースでは、油圧ホースが国内外で建機や工作機の需要が旺盛で世界的に販売が伸びており、自動車用ホースも国内外で堅調に推移しいている。
ゴムタイムス社 取材メモ 放熱ゴムに期待 2018年8月23日 10時 ゴムホースなどのホース類を始め、ゴムシートや自動車用パッキンなどの型物などのゴム工業用品類を製造する十川ゴム。自動車を始め産業構造の変化に対応するため、同社は新製品開発を活発化させるとともに、研究開発にも力を入れて取り組んでいる。 研究開発では、「超高分子ポリエチレンパウダーの活用」「デジタル……
ゴムタイムス社 取材メモ オートバイの高性能化への弊害 2018年8月21日 17時 先日開かれた住友ゴム工業のグループの二輪車用タイヤ販売会社のダンロップモーターサイクルコーポレーションの「DUNLOP 全国タイヤ安全点検」は、今年で6回目を迎えた。 タイヤの点検活動では、タイヤの溝の量の測定、ヒビ割れ、偏摩耗などの外観点検などを行うことで、ライダーに向けてタイヤの知識を高め……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 中国・反ダンピング関税の行方 2018年8月9日 15時 外電によると、中国商務省は先月、日本と韓国から輸入されるアクリロニトリル・ブタジエンゴム(ニトリルゴム、NBR)に対し、暫定の反ダンピング関税措置を課す仮決定を発表した。 両国の製品にダンピング行為が存在し、国内産業が実質的な損害を受けたと仮に判断した模様だ。 ニトリルゴムの日本からの輸出は、……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム企業におけるCSRとは 2018年8月9日 12時 企業価値向上の視点から、環境や労働、安全衛生、社会貢献に関する情報などをまとめたCSR(企業の社会的責任)レポートの充実を図るゴム企業が増えている。 タイヤ4社の最新のCSRレポートを見ると、住友ゴム工業はグループ報告書で経済・社会の両面で価値を創造するための成長エンジンの一つに掲げる「飽くな……
ゴムタイムス社 取材メモ 教育支援を継続するランクセス 2018年8月8日 15時 原料メーカーのランクセスは2011年より、小澤氏が理事長を務めるNPO法人「小澤国際室内楽アカデミー奥志賀(OICMA)」の活動を支援し続けて、今年で8年目を迎える。その間、延べ168人に上る若手音楽家をサポートしてきた。 同演奏会前のレセプションでは、ランクセスの辻英男社長があいさつで「OI……
ゴムタイムス社 取材メモ タイヤの溝の再生を実演 2018年8月8日 12時 日本ミシュランタイヤは、リトレッド工場を記者団に先日公開した際、同社が推進するミシュラン3Rの一角を成すリグルーブの工程を実演して見せた。 リグルーブとは、摩耗したタイヤに再び溝を刻むもので、ウェットグリップを高めるとともに、タイヤの寿命を最大で25%伸ばすことができ、環境保全や運送業者のコスト……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 連携強化図る墨東・九州ゴム連合 2018年8月2日 16時 日本のゴム産業を古くから支える東京・九州・兵庫の工業会が連携を強め、難局に対応する機運が高まっている。墨東ゴム工業会(堀田秀敏会長)と九州ゴム工業会(中島幹雄会長)は昨年11月、墨東・九州ゴム工業会連合を立ち上げ、兵庫県ゴム工業青年クラブを交えた懇親会を開催した。内需が縮小傾向にあるなか、各地域に……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 働き方改革を急ぐゴム企業 2018年7月26日 14時 罰則を伴う残業時間の上限規制や同一労働同一賃金などを柱とする働き方改革関連法案が6月29日に参議院本会議で可決・成立した。同法案が来年4月から実施されるのを受け、ゴム関連企業も労働時間の削減や在宅勤務制の導入など、従来の働き方を見直す動きが広がり始めている。 ゴム連合が6月末に発表した18年春季生……
ゴムタイムス社 取材メモ 世界トップクラスのホース生産ライン 2018年7月20日 12時 先日、住友理工の子会社で産業用ホースを担う住友理工ホーステックスの本社京都事業所(京都府綾部市)を見学した。 住友理工ホーステックスは、住理工ホース販売と住理工ホーステックスが7月1日付で統合した新会社。本社京都事業所は、住友理工が中国(安徽省合肥市)とインド(ニムラナ)で展開する産業用ホース……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 自動化・省力化投資に踏み切るゴム企業 2018年7月20日 10時 ゴム企業の旺盛な設備投資への取り組みが顕在化していることが本紙調査で明らかとなった。 同調査によれば、ゴム企業29社の2017年度設備投資額は合計約6386億円で前年度比12・9%増となり、3年ぶりに前年度実績を上回った。 2017年度におけるゴム企業の主な設備投資内容は、生産性や品質を向上させ、……