IMO(国際海事機関)は2020年から全海域を対象に船舶燃料のSOx(硫黄酸化物)排出削減規制を強化する。高品質原油の割高感を醸成すると予想されている一方で、石油系の油を原料として多く使うカーボンブラック業界への影響も懸念される。
米NO1のカーボンブラックサプライヤーであるシド・リチャードソン(SRC社)等の買収(9月にクロージング予定)を進める東海カーボンの長坂一社長は、18年半期決算説明会の席上で「IMOの規制強化によってカーボンブラック原料
2018年09月27日
IMO(国際海事機関)は2020年から全海域を対象に船舶燃料のSOx(硫黄酸化物)排出削減規制を強化する。高品質原油の割高感を醸成すると予想されている一方で、石油系の油を原料として多く使うカーボンブラック業界への影響も懸念される。
米NO1のカーボンブラックサプライヤーであるシド・リチャードソン(SRC社)等の買収(9月にクロージング予定)を進める東海カーボンの長坂一社長は、18年半期決算説明会の席上で「IMOの規制強化によってカーボンブラック原料