タイガースポリマーの15年3月期 営業益55%増、車部品好調で

2015年05月12日

ゴムタイムス社

 タイガースポリマーの2015年3月期決算は、日本、米州、東南アジア、中国の全セグメントで売上高が増加した結果、グループ全体の連結売上高は406億1500万円で前年同期比15・4%増となった。

 利益面については、増収の影響等により全セグメントで増益となったことに加え、円安による為替換算上の影響があった結果、営業利益は26億6300万円で同55・2%増、経常利益は27億6300万円で同86・3%増、当期純利益は20億2200万円で同150・1%増となった。

 日本では、ゴムマット、家電用ホースの販売は減少したが、自動車部品の販売が大幅に増加したことに加え、産業用ホース、ゴムシートの販売も順調に推移した結果、売上高は217億1800万円で同6・9%増となった。営業利益は増収の影響により、11億5200万円で同50・6%増となった。

 米州では、自動車部品は、米国では販売が増加したことに加え、為替換算上の影響があり増収増益、メキシコでは、操業開始に伴い増収効果があった。産業用ホースは、販売は増加したが、原材料費や諸経費が増加したため増収増益となった。
 この結果、売上高は135億1700万円で同29・0%増となった。営業利益は6億4400万円で同76・6%増となった。

 東南アジアでは、マレーシアは家電用ホースの販売が増加したが人件費や諸経費が増加したため

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