鬼怒川ゴムの15年3月期 国内自動車不振で減益に

2015年05月08日

ゴムタイムス社

 鬼怒川ゴム工業の2015年3月期連結決算は、売上高761億3500万円、前年同期比2・1%増となった。

 損益については、国内自動車生産台数の減少による操業度の低下などが響き、営業利益69億3000万円、同5・0%減、経常利益は74億1900万円、同8・2%減、当期純利益は42億8900万円、同8・6%減の増収減益となった。

 主要得意先の自動車生産は国内が前年比1割減少、海外は中国が同微減、米州が同約1割増、グローバルでは同微増で推移した。
 地域別で見ると、日本の売上高は433億6100万円、同4・9%減、営業利益は操業度の低下と製品構成の変化により、39億7600万円、同15・1%減となった。

 米州の売上高は、新規得意先からの受注獲得と主要取引先の自動車生産台数の増加及びメキシコ新工場での車体シール部品の生産能力拡大と防振部品、ホース部品の生産開始により、127億1900万円、同36・7%増、営業利益は生産性向上や材料歩留りの改善活動などの効果により、1億3400万円の損失(前年同期は7億500万円の損失)と大幅に改善した。

 アジアの売上高は、中国での主要得意先の自動車生産が減少したものの、ローカルカーメーカー向けの売上が増加したことにより、200億5500万円、同2・2%増、営業利益は、製品構成の変化や新拠点での立上げ費用などにより、30億5300万円、同4・5%減となった。

 次期の見通しについては、主要得意先の生産台数は、国内生産は前年と同水準ながらも海外では新興国を中心に10%以上増加が見込まれるとして、売上高800億円、営業利益84億円、経常利益80億円を予想している。

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