電気化学工業 液状化対策品を拡販 透水管など7商品を積極提案

2011年09月22日

ゴムタイムス社

 電気化学工業㈱は、地盤液状化現象対策製品として、特殊混和材、セメ ント系固化材および樹脂系フレキシブル透水管な どの関連製品群を集約 し、顧客への提案体制を 強化する。

 製品としては、軟弱地 盤に混合することで固結 ・安定化を図る土質安定 材「ソイルパック」、セメントの硬化時間を数分 ~2時間程度まで可変させることで必要な改良範囲だけを限定的に固結させる無機系急硬注入材 「ES、ES―L」、セメントとフライアッシュを主材として湧水に強 く、施工性に優れた空洞充填可塑性注入材「CG ―1000、2000」、 マンホールの浮上現象を 抑止するフレキシブル全 面透水管「トヨドレンZ 管」などがあり、特に地 盤液状化対策に有効と考 えられる7つの製品を取 りまとめてパンフレット を作成、ホームページ ( http://www.denka.co.jp/konwazai/)などでも取り組みについて紹介する。

 同社の特殊混和材事業 は、これまで40年以上にわたって鉄道や道路、空港・港湾、上下水道などの土木公共事業分野を中心とした、様々な社会基盤整備の各種事業に貢献してきた実績を持つ。

 東日本大震災や阪神淡 路大震災、新潟県中越沖 地震が発生した際には、 損壊した鉄道・道路高架 橋や液状化により被災し た河川・臨海港湾部など の都市機能の早期復旧工 事や復興に向けた建設資 材の供給で大きな役割を 果たしてきた。政府や自 治体の大震災復興に向け た取り組みは始まったば かりであるが、全国的に も防災や減災への対策見 直しの動きが加速してお り、今後同社では、本格 化する復興需要への対応 を強化していく。

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