タイヤ4社の14年12月期決算詳報② 非タイヤ事業は利益面にバラつき

2015年03月30日

ゴムタイムス社

◆ブリヂストン

 ブリヂストンの非タイヤ事業である多角化部門は、免震ゴム、ベルト、ホースなどの化工品事業の他、スポーツ用品、自転車の製造・販売事業などが含まれている。

 多角化部門の14年度売上高は、6018億円(前期比10%増)、営業利益はBSAM多角化(ブリヂストン・アメリカスが統括する屋根材事業など)と国内事業の利益増加により、421億円(同9%増)で増収増益となった。売上高に占める多角化部門の比率は16・4%(同1・1ポイント増)となった。

 15年度の業績予想については、化工品事業をはじめとする多角化部門において、同社グループのリソースを最大活用した成長を目指すことで、売上高6600億円(同10%増)、営業利益は540億円(同28%増)を見込んでいる。

 

◆住友ゴム工業

 住友ゴム工業の非タイヤ事業は、スポーツ事業および産業品他事業で構成されている。

 14年度のスポーツ事業の売上高は705億円(同6%増)、

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