ドイツの化学会社、ＢＡＳＦ社の日本法人であるＢＡＳＦジャパンは、熱可塑性ポリウレタンエラストマー「エラストラン」を新設のパフォーマンスマテリアルズ事業部の中でも戦略商品として位置付け、日本独自の汎用グレード、特殊グレードを相次ぎ開発、幅広い顧客ニーズに対応した品揃えの強化を図っている。
同社の14年12月期の熱可塑性ポリウレタン需給実績は国内の販売が拡大「消費増税前の荷動きが活発でしたが、増税後も落ちずに好調に推移し、通年で大きな伸びとなった」（根岸永樹ＩＣＣ統括）とし、販売量は高い伸びを示した。一方、収益面では為替円安による原料費の値上がりが響き、利益率が圧迫されたが、
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