東洋ゴム 24時間耐久レースにタイヤ供給

2014年06月19日

ゴムタイムス社

 東洋ゴム工業は6月18日、同社のタイにおける販売子会社Toyo Tire (Thailand)Co.,Ltd.(以下TTT)が、6月19日から22日、ドイツで開催される「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」において、参戦予定のトヨタ自動車のタイ現地法人の出場車両に対して、タイヤ供給を通じたサポートを行うと発表した。

 同現地法人はTOYOTA MOTOR THAILAND CO., LTD、チーム名はToyota Team Thailand。
 TTTは、マーケティング・コミュニケーション戦略の一つとして、TOYO TIRESの技術力が生み出す製品の高品質の証明として、モータースポーツ・マーケティングに取り組んでいくとしている。

 タイ国内を中心にTOYOTA MOTOR THAILAND社が主催するワンメーク・レースにおいて、TTTは2013年からタイヤ供給のパートナーシップを結んでおり、レースに使用される同社製のタイヤの品質は最も高い評価を得ている。

 ニュルブルクリンク24時間耐久レースは世界で最も過酷なレースの一つと言われているが、参戦にあたっては、これまでのワンメーク・レースを通じて結ばれた強いパートナーシップにより、Toyota Team Thailand公式タイヤスポンサーとして選ばれた。

 今回参戦する車両はTOYOTA ALTISで、タイヤは当社製「PROXES R888」「PROXES R1R」が装着される。滑りやすい路面など、24時間のレース中に刻々と変化する路面状況にも高いグリップ性能やコーナーでのレスポンスの良さを発揮する、高いパフォーマンスが認められた。

 ウルトラ・ハイ・パフォーマンスタイヤにおける同社のグローバルフラッグシップブランドである「PROXES」の供給を通じ、チームパートナーとして同チームのチャレンジをサポートしていく。

 ADACチューリッヒ24時間レース(通称)ニュルブルクリンク24時間レース)は、市販車をベースにしたマシンが参戦し、今季もエントリー台数がメーカーのセミワークス、プライベーター合わせ170台を超える世界最大級の耐久レース。F1も開催されるグランプリコースと最大300mの高低差、170以上のコーナーがある北コース(ノルドシュライフェ)を使い、全長25kmに及ぶ難関コースを24時間走り続ける、世界一過酷なレースともいわれている。

 参戦クラスはSP3、タイヤサイズはPROXES R888 215/45ZR17 91W PROXES R1R 215/45ZR17 87W。

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