ゴム株ウィークリー 東洋ゴム、経常益の上方修正が好材料に(5/12~16)

2014年05月20日

ゴムタイムス社

 5月12日~16日の株価を振り返ると、16日の日経平均は、前週末比103円安の1万4096円59銭と続落した。
 週前半は米国株の最高値更新などを受けて為替が円安に振れたことなどから、株価は大幅に上昇した。週央は前半の反動と為替も円高に振れたことから株価は下落。週後半は米国で株価や長期金利が下落する流れの中、円高も101円台半ばまで進み、続落して大引けを迎えた。
 ゴム関連企業32社(当社選定)はまちまちの展開で10社が上昇、2社が横ばい、20社が下落した。16日のゴム平均株価は同16円56銭安の843円34銭と続落した。
 タイヤ4社では、ブリヂストンが同212円安の3488円と反落、住友ゴム工業が1369円で横ばい、横浜ゴムが同23円安の865円と続落、東洋ゴム工業が同68円高の847円と反発した。東洋ゴムは9日に第1四半期の連結決算を発表。上期の経常利益を従来予想の160億円から200億円に25%上方修正したことが買い材料となり、13日に年初来高値を更新する

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