仏ミシュラン 「Premier A/S」を北米に導入

2014年01月24日

ゴムタイムス社

 仏ミシュランは1月14日、米国で開催中のデトロイトモーターショー14において、「Premier A/S」タイヤを北米市場に導入すると発表した。
 同製品はEverGripテクノロジーを採用、濡れた路面での制動距離が短く、また、タイヤの摩耗が進んだ状態でもグリップ力を発揮する特徴を備えている。今春北米市場での発売を予定。まずは32サイズ(185/65R15から245/45R18まで)を展開する。
 トレッド面の独自のゴム配合設計により、高いグリップ力が得られる「ハイトラクション・コンパウンド」、特殊な形状の溝を配置し、排水性を高める「エクスパンディング・レイン・グルーブ」、摩耗時に現れ、排水する「エマージング・グルーブ」の3点が技術的な特長となっている。
 ミシュランノースアメリカのスコット・クラークCOOは、「Premier A/Sは自動車の安全の面において重要なブレイクスルーであり、ミシュランのタイヤデザインのトータルパフォーマンス戦略を強化するものです。革命的なタイヤ技術の向上で、タイヤのグリップに対して効果を加え、伝統を崩すことができるのです」と述べている。

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