トヨックス タイ販売店17社に向け販売店会を開催

2012年11月21日

ゴムタイムス社

 トヨックス(宮村正司代表取締役)は21日、タイのユーザー開拓専門の販売店主力17社を11月16日、17日の2日間本社工場に招待し、販売店会を開催したと発表した。
 同販売会はメーカーとユーザー専門販売店との販売促進の協力体制強化を図るためのもの。
 同社では今年6月に総合主力販売店15社を招待し、販売戦略の方針統一を行っており、今回は、その戦略の推進と活動の一層の具体化を図るために、まずはタイの主力ユーザー開拓の専門販売店から実施した。
 同社は6年前、タイ・バンコクに現地法人と共同出資で、タイの総代理店となる「トヨックス トレーディング タイランド」を設立し、予想を上回る順調な販売実績を上げてきた。その背景には現地販売会社の設立による、工場の現場ユーザーへの困り事改善という独自の市場開拓の販促ができるようになったことが挙げられる。加えてタイ国内での豊富な商品の品揃えと即日配送となる在庫デリバリーの体制を格段に高め、成長するアジア各国とタイ市場での新たなスピードあるサービス体制を一段と向上させたことが大きな要因としている。
 同社では、さらにアセアン市場での販売及び競争力強化とBCP対策のためにタイ・バンコクに戦略工場を設けることをすでに決定しており、今後も生産、物流、ユーザー専門販売店との協力体制強化でユーザー現場での困り事を解消し、多くのメリットをユーザーにいち早く提供できる「ホース配管安心セット」の浸透力が強まると見込んでいる。
 今回の販売店会では2日間にわたり、工場見学、同社の新商品と機能品に関する他社品との性能比較等の後、参加販売店から販促ツールの使い方や同社製品のコピー品対策についての質問があった。また、販促ツールへの改善要望等も数多く出され、熱のこもった意見交換を活発に行うことでメーカーとユーザー専門販売店との深い意思疎通を行い、製販一体となったユーザー現場改善で販売店のさらなる売り上げ増につながることを確認した。
 今回の販売店会の成功を元に、同社ではアセアン各国でのユーザー専門販売店との協力体制を推進させ、今後も機能商品を主体とした「ホース配管安心セット」の情報発信拠店ネットを構築していく。今まで以上に現場ユーザーでの困り事の要望に即対応できる強固な販売ネットワークとし、さらなる現場ユーザーへの情報発信を強化、機能品を浸透させ販売に加速をつけていく方針。

タイユーザー専門販売店会

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