横浜ゴム 市販用タイヤを値上げ

2011年08月01日

ゴムタイムス社

 横浜ゴム㈱は7月25日、国内市販向けのトラック・バス用タイヤおよび建設車両用タイヤのメーカー出荷価格を値上げすると発表した。実施は9月1日から。
 タイヤの主要原材料である天然ゴム相場が依然高騰しており、そのほかの原材料も高値水準で推移している。
 原材料高騰を踏まえ、同社は生産性向上やコスト削減などの内部改善を続けてきたが、企業努力だけでは吸収することは困難に達し、値上げを決定した。
 対象商品は、国内市販用トラック・バス用タイヤ(夏用、冬用タイヤともに)、国内市販用建設車両用タイヤ。実施は本年9月1日、改定率はトラック・バス用タイヤ(新品)が平均8%、トラック・バス用タイヤ(リトレッド)は平均5%、建設車両用タイヤは平均8%。T・B用タイヤの値上げは本年に入り2度目となる。

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