東レは9月17日、シンガポールの大規模下水再生施設「チャンギ廃水再利用プラント(Changi NEWater Factory)第3期(CNF3)プロジェクト」向けに、同社の廃水再利用向け低ファウリング逆浸透(RO)膜エレメントを受注したことを発表した。主契約者はSanli M&E Engineeringで、本プロジェクトの販売および技術サポートは同社の現地子会社であるToray Asiaが担う。プラントの処理能力は5000万ガロン/日で、2028年稼働開始を予定している。
同社はこれまで、シンガポール国内の主要なNEWaterプラントや海水淡水化プラントに水処理膜を供給してきた。今回の受注は、これらのプロジェクトにおいて、同社の廃水再利用向け低ファウリングRO膜が長年にわたり安定かつ優れた性能を発揮してきた実績が評価されたものである。
RO膜市場は、人口増加や産業発展、気候変動に伴う水不足の深刻化に加え、環境規制の強化を背景に、世界的に拡大を続けている。同社は、最先端膜技術のさらなる高度化とグローバル生産体制の強化、ならびに迅速で的確な技術サポートの提供を通じて、水処理分野におけるリーディングポジションを一層強化するとともに、アジア太平洋地域をはじめ世界各地での水資源の有効利用と安定供給に貢献していくとしている。
