産業技術総合研究所は9月18日、2026年10月7~9日までパシフィコ横浜で開催されるアジア最大級のバイオ産業パートナリングイベント「BioJapan 2026」に出展することを発表した。
同所の生命工学領域は、「少子高齢化等の社会課題の解決やバイオエコノミー社会の実現に貢献するイノベーションの創出と、総合力を生かした社会実装」をミッションに掲げ、最先端のバイオ・ライフサイエンス研究を推進している。本展示では、「医療・ヘルスケア」「バイオものづくり」「資源循環・生物資源高度利用」の3分野を中心に、健康状態の可視化や診断支援技術、創薬・再生医療を支える細胞評価技術、生物機能を活用したものづくり技術、プラスチック分解や廃水処理など、社会実装を見据えた研究成果を紹介する。あわせて、企業との共同研究拠点(冠ラボ)をはじめとする連携の取り組みや、企業連携による社会実装事例についても紹介する。
出展概要は次の通りとなる。
「医療・ヘルスケア」では、健康長寿社会の実現に向け、歩行や身体機能の計測技術、生体分子の検出技術、創薬・再生医療を支える細胞評価技術などを紹介する。また、病気の早期発見や診断精度向上につながる研究成果も展示する。
「バイオものづくり」では、生成AIを活用したタンパク質設計技術、植物や微生物を活用した有用物質生産技術、次世代バイオ製造を支える研究基盤などを紹介する。持続可能なバイオエコノミー社会の実現に向けた取り組みを紹介する。
「資源循環・生物資源高度利用」では、PET分解酵素やプラスチック分解技術、廃水・廃棄物からの資源回収技術、機能性食品や生物資源を活用した研究など、循環型社会の実現に資する研究成果を紹介する。
「企業連携・社会実装」では、企業との共同研究拠点(冠ラボ)における取り組みや、企業との連携を通じて産総研の研究成果を社会実装につなげた事例を紹介する。展示ブースでは、企業との連携により製品化された展示品のデモンストレーションも紹介する。

