ブリヂストンは7月13日、輸送事業者様の安心・安全な冬道運行をサポートするトラック・バス用スタッドレスタイヤ「W909」を2026年9月1日より発売することを発表した。「W909」は、顧客から高い評価を得ている「W900」の後継商品で、同社のトラック・バス用スタッドレスタイヤ史上最高の氷上性能を維持しながら、摩耗性能を大幅に向上している。さらに、同社のトラック・バス用のスタッドレスタイヤとして初めて2回リトレッドを可能にしたことで、輸送事業者様の安全運行に加え、経費削減・環境負荷低減・業務効率化といった顧客価値・社会価値に貢献する。
発売サイズは全12サイズとなる。
日本の輸送業界を取り巻く環境は、輸送の安全性やSDGsへの取り組み、人手不足や働き方改革への対応など、大きな変革期を迎えている。同社は、これらの変化に対応し、商品・サービス・ネットワークを最適にカスタマイズし、輸送事業者様の稼働最大化を実現する「Tire Solution」を提供している。今回発売する「W909」は、この「Tire Solution」のトラック・バス用スタッドレスタイヤの中でも中核を担う商品である。
「W909」ではタイヤの骨格にあたるケースに「ロウ・サーマルケース」をトラック・バス用スタッドレスタイヤで初めて搭載した。ケースの発熱が抑制されることで、今回新たに開発した「TB専用タフ発泡ゴム」の採用が可能となった。この最新ゴムと、同社独自の氷雪性能と摩耗ライフを高次元で両立するパタン技術「トリニティコンタクトパタン」を組み合わせることで、摩耗ライフと耐偏摩耗性を大幅に改善した。トラクタヘッドの後輪などに装着される285/85R22・5では、従来品「W900」対比で摩耗ライフを20%向上、偏摩耗発生量を47%低減している。また、4軸低床車のフロント軸などに装着される245/70R19・5では、摩耗ライフを13%向上、偏摩耗発生量を39%低減している。「W909」は、従来品「W900」の強みである氷上性能は維持しつつ、摩耗性能を大幅に向上させたことで、輸送事業者様の冬道での安全運行を支え、「稼働を止めないこと」と経費削減に貢献する。
「ロウ・サーマルケース」は、タイヤが転がる際の発熱を低減し、熱による劣化を抑制することで、ケースの耐久性を向上させる。これにより、幅広い顧客で2回リトレッドが可能となった。2回リトレッドをすることで、新品+リトレッドトータルでのライフを向上し、より一層経費削減やタイヤ廃棄時に発生するCO2の削減、資源生産性の向上といった環境負荷低減に貢献する。

