横浜ゴムは6月24日、独・ポルシェ社が2025年11月より、プレミアムSUV「カイエン」のフル電動モデルとして全世界で発売した「カイエン・エレクトリック」および「カイエン・ターボ・エレクトリック」の新車装着用タイヤとして、「ADVAN Sport EV A/S V35」の納入を開始したと発表した。装着サイズはフロント用が255/55R20 110V、リア用が305/45R20 116Vとなる。
「ADVAN Sport EV A/S V35」はプレミアムEVをターゲットに、さまざまな路面状況での走行を想定して新開発した「M+S(マッド&スノー)」規格のウルトラハイパフォーマンスオールシーズンタイヤとなる。「カイエン」の先代モデルにも装着されたオールシーズンタイヤ「ADVAN V35」をベースとしながら、新型モデルのプレミアムEVにふさわしい低電費や静粛性を実現しており、タイヤサイドには電動車対応商品であることを示す同社独自のマーク「Eプラス」を打刻している。
今回新車装着されたタイヤはポルシェ社と共同開発したもので、タイヤサイドにはポルシェ社の承認を示す「NG0」のマークを刻印している。低転がり抵抗を維持しながらドライ・ウェットグリップに加え、スノー性能を高次元でバランスする専用コンパウンドを採用。また、ベルトカバーの剛性やトレッドの接地面積の最適化により操縦安定性を高めた。
同社は1988年に初めてポルシェ社の技術承認を取得。「YOKOHAMA Aー008P」が「911」に装着されたのを皮切りに、ケイマン、ボクスター、カイエン、パナメーラなど多くのポルシェ車に新車装着用タイヤを納入してきた。「カイエン」については初代モデルから4代目となる今回の新型モデルまで継続して同社のグローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN」シリーズのタイヤが装着されており、新型「カイエン」には「ADVAN Sport EV」も採用されている。
同社は2024年度~2026年度までの中期経営計画「YX2026」のタイヤ消費財戦略において高付加価値品比率の最大化を掲げ、その一環として、グローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN」、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR」の新車装着を推進している。
2026年06月26日


