東洋紡エムシーは5月28日、同社が製造販売する三次元網状繊維構造体「ブレスエアー」が同日、販売開始から30周年を迎え、記念ロゴを制定したことを発表した。
「機能性を持ちながら、人にも環境にもやさしいクッション材を作りたい」、こうした思いから、1990年代初めに「ブレスエアー」の開発がスタートした。1996年5月28日、ウレタンに替わる新しい高機能クッション材「ブレスエアー」として試験販売を開始した。現在では、主力用途である寝具のほか、新幹線の座席シート、動物用マットレス、防災用寝袋など、多種多様な場面で用いられている。
記念ロゴは、「30」を下支えするラインを配することで、顧客の生活に寄り添い続けてきた「ブレスエアー」の姿をイメージしたものとなる。同社はこの30周年を一つの節目と捉え、これまで培ってきた素材・設計技術を生かしながら、さらなる用途開拓と価値提案を進めていく。
不織布マテリアル営業セクション 生活資材営業ユニット長 足立信哉氏は次のようにコメントしている。
「事業は小さな一歩からのスタートでしたが、当時の担当者たちの熱意と、『ブレスエアー』がクッション材にもたらした新たな価値により着実に成長し、販売開始から30年を迎えることができました。これまでご愛顧いただいたお客さま、そして支持してくださった多くの消費者の皆さまに、心より御礼申し上げます。今後も、より価値の高い製品とサービスを提供できるよう、一層努力を重ねてまいります。『ブレスエアー』のさらなる進化にご期待ください。」
「ブレスエアー」は、ゴムのような弾性を有するエラストマー繊維が、多数のループを描きながら三次元方向につながった構造体である。高い体圧分散性、通気性、軽量性、耐久性を備えるクッション材として幅広い分野で採用されている。


