横浜ゴムとNECが共同開発 DXリーダー育成プログラムを展開

2026年05月29日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムと日本電気は5月28日、2024年11月から取り組んできた実践的DXリーダー育成プログラムについて、2年間の成果を踏まえ、2026年4月より両社で共同開発したオリジナルプログラムを開始したと発表した。
 同プログラムは横浜ゴムのDX戦略を推進する人材育成ニーズと、NECが提供する、デジタル時代に必要となる組織・人材育成の包括的なサービス「BluStellar Academy for DX」の一つである「変革推進リーダー養成支援」をベースに、両社で共同開発したオリジナルプログラムとなる。2024年11月にDXに不可欠なビジネス力強化を目指して導入を開始し、試行を経ることでメタ認知力の強化も目指したプログラムへと進化させ、横浜ゴムが掲げる「2026年度末までに事務・技術系職員の10%をDXリーダーとして育成」という目標達成を目指す。
 また、人材育成と並行して、NECが提供するAIデータ分析プラットフォーム「dotData Product Suite」によるデータ活用基盤の整備を推進しており、DX推進における「人材」と「基盤」の両輪での取り組みを実現している。
 横浜ゴムは、「HAICoLab」のコンセプトのもと、2024年11月より、人事部門・情報部門・研究部門の3部門が共同して、NECの「変革推進リーダー養成支援」で活用される「DXキャンバス」をベースに、横浜ゴムが重視する観点を盛り込み、項目・内容を見直したDXキャンバスを活用した育成プログラムのトライアルを開始した。2025年までに2期のプログラムを完了し、DXリーダーに求められるスキルの習得、ビジネスにおける課題探索と仮説立案の実践、経営層も参加した発表会を通じたDXマインドの醸成の成果を創出している。
 これらの成果を踏まえ、両社は試行錯誤を重ねながらプログラムを磨き上げ、より実務における成果創出を確実に実現できるオリジナルプログラムへと進化させた。具体的には、HAICoLabの実践に必要なメタ認知力の向上を目的に、同プログラムでは、受講者がメタ認知とオープンマインドを働かせながら、自身の既存のスキーマを揺さぶり、他者の視点から得られる気づきを取り入れることで、仮説としてのDX企画を多面的に検証し、より実効性の高いものへと磨き上げるプロセスを組み込んでいる。これにより、横浜ゴムが掲げる「2026年度末までに事務・技術系職員の10%をDXリーダーとして育成」という目標達成に向けた取り組みの一つとして寄与していく。
 同プログラムは、横浜ゴムのDX戦略ニーズとNECのDX実践知を融合させた、実践重視のプログラム設計、横浜ゴムの教育体系との統合、NEC自身のDX実践知の提供の特長を持つオリジナルプログラムとなる。
 横浜ゴムは、DX推進において人材育成と並行してデータ活用基盤を整備し、NECは「人材」と「基盤」の両輪で支援している。
 横浜ゴムは、HAICoLabを実践するためのデータ活用基盤として、AIデータ分析プラットフォーム「dotData」を採用しており、NECは導入から運用まで一貫してサポートしている。
 dotDataは、データ分析において、最も重要かつ難易度が高い「特徴量設計」を自動化することで、専門的なデータサイエンススキルを持たない現場の実務担当者でも高度なデータ分析を可能にする。
 横浜ゴムにおけるdotData活用は、「dotData Product Suite」の導入により新たなステージへと進化した。データ準備から分析、可視化、運用まで幅広いユースケースと活用フェーズに対応できる基盤整備により、DXリーダーがデータを実際に活用し、組織変革を推進できる実践環境が実現した。
 横浜ゴムは、同プログラムを通じて育成されたDXリーダーが中心となり、「HAICoLab」を実践した組織全体のプロセス改革をさらに推進していく。2026年度末の目標達成に向け、引き続きNECとの協業を深め、データドリブンな経営基盤の構築と、DX人材の継続的な育成を進めていく。
 NECは、価値提供モデル「BluStellar」のもと、最先端テクノロジーによりビジネスモデルを変革し、社会課題とユーザーの経営課題を解決に導く。今後も、NEC自身が実践したDX推進・DX人材育成の取り組みで得た実践知をユーザーに提供する活動を推進・拡大し、より多くの企業のDX推進を支援していく。

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