三ツ星ベルトの26年3月期業績は、売上高が922億9800万円で前期比2・0%増、営業利益が86億7800万円で同2・8%減、経常利益101億7800万円で同11・2%増、当期純利益は73億9200万円で同18・4%減となった。売上高は2006年に化成品事業売却後、3期連続で過去最高を更新した。
国内ベルトの売上高は289億7500万円で同3・0%増、セグメント利益は73億3800万円で同8・8%減となった。自動車部品分野では、売上高が減少した。新車向け電動ユニット(EPSなど)駆動用ベルトの販売は堅調に推移したが、補修向け純正品の販売が減少したため、前年を下回った。産業機械分野では、売上高が増加しました。伝動ベルトの販売が農業機械、ロボット向けの需要復調により増加。樹脂コンベヤベルトの販売も物流業界向けを中心に順調に推移した。
海外ベルトの売上高は507億8700万円で同4・5%増、セグメント利益は44億7400万円で同36・2%増となった。自動車部品分野では、売上高が増加した。四輪車向け電動ユニット(EPSなど)駆動用ベルトや、電動二輪車向け後輪駆動用ベルトなどの電動化対応製品の販売が堅調に推移したことに加えて、補修向けの販売も、二輪車用変速ベルトを中心に各地域において増加した。産業機械分野では、売上高が増加。農用市場における新製品の投入や新規顧客の獲得策が奏功した。また、東南アジアでは市中在庫の調整が進んだ。
建設資材の売上高は67億6900万円で同16・4%減、セグメント利益は8800万円で同87・4%減となった。建築分野向けでは、施工現場の人手不足の影響を受け、売上高が減少した。土木遮水分野向けでは、前年に比べ大型の工事物件が少なかったことから、売上高が減少。土木防水分野向けでは、浄水場関連の工事物件が寄与し、売上高が増加した。
エンジニアリングストラクチュラルフォーム、電子材料、仕入商品などが含まれるその他の売上高は57億6500万円で同1・6%増、セグメント利益は3億6400万円で同27・9%増。電子材料分野では、半導体及び電子部品向けの導電性ペースト材の新規用途の開拓や新規顧客の獲得が奏功し、売上高が増加した。
27年3月期連結業績予想は、売上高950億円で 前期比2・9%増、営業利益88億円で同1・4%増、経常利益87億円で同14・5%減、当期純利益90億円で同21・8%増を見込む。なお、業績予想は、イラン情勢を含む中東地域の緊張が世界経済に与える影響を織り込んだ数値としている。
