東海カーボンの26年12月期第1四半期連結決算は、売上高が817億2000万円で前年同期比1・7%増、営業利益は63億4500万円で同8・9%減、経常利益は61億8100万円で同1・9%減、当期純利益は15億5600万円で同47・1%減となった。
カーボンブラック事業の売上高は387億3000万円で同0・5%減、営業利益は32億3500万円で同28・4%減となった。2025年第4四半期より新たに連結化されたタイ子会社の貢献はあったものの、タイヤメーカーの生産調整に伴う販売数量減少やタイ新工場の稼働に伴う減価償却費の増加を補うには至らず、売上高・営業利益ともに前年同 期比で減少した。
黒鉛電極事業の売上高は78億4500万円で同16・4%減、営業利益は2億5100万円(前年同期は7億2500万円の損失)となった。インド・米国の粗鋼生産は依然好調なものの、中国を始めとするアジアやEU等の主要地域での粗鋼生産は低調に推移し、電極需要も回復の兆しはみられなかった。同事業は、前年度に実施した構造改革の一環として、滋賀工場での生産を終了し防府工場に生産集約するとともに、ドイツの完全子会社TOKAI ERFTCARBONの株式譲渡を行い、2025年4月より同社連結から除外した。
26年12月期業績予想は、直近に公表されている業績予想を上方修正した。売上高3700億円(前回予想3467億円、増減率6・7%増)、営業利益280億円(同260億円、同7・7%増)、経常利益260億円(同240億円、同8・3%増)、当期純利益120億円(同106億円、同13・2%増)を見込んでいる。
