ランクセス、25年度通期業績を発表 EBITAは16・9%減

2026年03月25日

ゴムタイムス社

 ランクセスは3月24日、2025年通期の業績を発表した。

 2025年度は、市場環境の低迷に加え、地政学的な不確実性の高い状況が続いた。その結果、連結売上高は前年比10・9%減の56億7300万ユーロ(前年:63億6600万ユーロ)となった。特別項目を除くEBITDAは前年比16・9%減の5億1000万ユーロ(前年:6億1400万ユーロ)となった。特別項目を除くEBITDAマージンは9・0%(前年:9・6%)であった。

 主に、ほぼすべての顧客産業における需要低迷と、それに伴う販売数量の減少が影響し、減収減益となった。また、原材料価格の低下や一部事業におけるアジアからの価格圧力により、販売価格も下落した。加えて、2025年4月1日に売却したウレタンシステムズ事業の収益貢献がなくなったことや、為替の影響も収益を押し下げた。

 同社のCEOであるマティアス・ツァハト氏は次のように述べている。
 「2025年は化学業界全体にとって、そしてランクセスにとっても非常に厳しい一年となった。2026年は、ドイツ政府のインフラ投資などを背景に、早ければ下半期からの回復を見込んでいる。当社としては、引き続き『コントロール可能な要素を管理する』指針で、コスト削減、プロセスの効率化、新たな市場機会の創出に注力していく」

 2026年通期については、特別項目を除くEBITDAを4億5000万ユーロから5億5000万ユーロと見込んでいる。

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