ランクセス、ビルコンS発売から40周年 畜産バイオセキュリティ分野で実績

2026年03月23日

ゴムタイムス社

 ランクセスは3月18日、畜産分野で広く使用される消毒剤「ビルコン(Virkon)S」が発売から40周年を迎えたことを発表した。

 同製品は、1986年の上市以来、日本を含む*世界の多くの国々で家畜衛生と疾病対策を支える消毒剤として確固たる地位を築いてきた。

 「ビルコンS」は、これまでに230種以上の微生物に対する有効性が確認されている。これらは、34のウイルス科に属する100種類以上のウイルス、90種類以上の細菌、40種類以上の真菌・酵母を含む。これまでに高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)、アフリカ豚熱(ASF)、水疱性豚病、口蹄疫といった重大な感染症の封じ込めにも活用されてきた。

 さらに、ビルコンSは各国の当局からも高い評価を受けており、多くの国の防疫計画における推奨消毒剤として採用されている。

 同製品は英国・サドベリー工場で製造され、現在80カ国以上で販売されている。ランクセスは、販売国や適用範囲(承認疾病)の拡大を国際的に展開している。

 「ビルコンS」の主な特長として、迅速な作用が挙げられる。ウイルスや細菌などに対して数秒から数分以内に効果を発揮し、疾病発生時にも迅速な対応を可能にする。また、日常的な畜舎衛生から緊急防疫まで幅広い場面で使用でき、市場によっては家畜用飲水の消毒用途(日本では未承認)としても承認されている。

 同社のバイオセキュリティ・ソリューションのマーケットセグメント責任者、ステファニー・グシュワンドナー氏は次のように述べている。「ビルコンSは40年を経た現在でも、実証された広範な有効性を発揮し続けている。私たちの使命は変わらず、動物の健康を守り、畜産生産者の皆さまが直面するバイオセキュリティの課題克服を支援することである。今後も、現在および将来の疾病発生を効果的に抑え、その拡大を防止する取り組みを続けていく」

「ビルコンS」の40周年を記念したロゴ

「ビルコンS」の40周年を記念したロゴ

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