三菱ケミカルは3月17日、東京大学が設立したグローバル・コモンズ・センターと、2021年4月1日より、グローバル・コモンズ(地球環境や生態系、自然資源など、地球規模で人類が共有している財産)を守るための化学産業の役割に関する共同研究を行っており、このたびその成果として、日本の化学産業の脱炭素化に関する研究レポート「カーボンニュートラル時代の日本の化学産業」を紹介した。
同レポートのポイントは、日本の化学産業の脱炭素化のボトルネックは技術不足ではなく、資源制約および「高コスト⇒低需要⇒低生産量⇒高コスト」という悪循環(ニワトリと卵)にあることを明らかにした。また、化学技術論だけに終始せず、資源制約・産業政策・成長戦略・国家競争力などの観点からも課題を整理し、総合的な検討を行っている。
