カネカは2月9日、ミズノと共同開発したカネカ生分解性バイオポリマーGreen Planetを使用した生分解性人工芝が、世界で初めてバンテリンドームナゴヤのウォーニングゾーンに採用されたことを発表した。
Green Planetは、石油資源に依存せず、環境にやさしいソリューションを提供したいという思いを原点に同社が開発した100%バイオマス由来の生分解性バイオポリマーである。土壌中のみならず海水中でも容易にCO2と水に生分解されるため、プラスチックによる海洋汚染問題の解決に貢献する。
人工芝は摩耗すると破片が意図せず海に流出することがあり、マイクロプラスチックとして海洋生態系へ悪影響を及ぼすことが問題になっている。こうした課題に対応するため、人工芝に関する技術知見を有するミズノと協力し、一般的な人工芝に似た質感と高い耐久性を持つ、屋内型スポーツ用の生分解性人工芝を2025年6月に共同開発した。本製品は、人工芝葉に90%以上バイオマス由来の樹脂を使用しており、石油由来の人工芝に比べCO2排出量を低減することができる。
この度、ナゴヤドームは、中日ドラゴンズの本拠地球場であるバンテリンドームナゴヤの改修にあたり、スタジアムのウォーニングゾーンヘGreen Planetを使用したミズノの人工芝の採用を決定した。本製品の生分解性やバイオマス由来という特性に加え、競技を行う上での安全性、耐久性、クッション特性などが高く評価された。


