弘進ゴムは26年2月から耐油サクションホースで同社従来品(GSサクション耐油BS型)に比べて軽さ、柔らかさを追求した新商品「GSサクション耐油パープル」「GSパワーライン耐油BM型」の発売を開始した。
従来品(GSサクション耐油BS型)は、ホースの内面、外面の形状がフラットで肉厚なホース。主に廃油などを吸引したり、輸送したりするときに使ってもらっているが、「肉厚な分だけ少し重たい」といった声を聞くこともあった。同社ではこうしたユーザーの声を受け、既存品よりも少し軽量で、作業しやすい(取り回しが良い)新製品の開発を進めてきた。
今回発売を開始した「GSサクション耐油パープル」「GSパワーライン耐油BM型」は、主に自動車整備工場などから排出される廃油や、グリストラップ(飲食店などの厨房に設置する油脂分離阻集器)の回収用途として使用可能なホース。
「GSサクション耐油パープル」は、補強糸がない蛇腹タイプのPVCサクションホース。特徴である軽さ、柔らかさは、軽さは蛇腹にすることで従来品のGSサクションから約30%軽量、柔らかさは従来品に比べて約30%アップした。「耐油性は従来品を維持しつつ、軽さや柔らかさを追い求めるべく、2年以上前から開発を進めてきた。一部のお客様にはテスト評価をしていただいていたが、油の回収に長期間使ってもホースが硬くなりにくくて軽い」(同社)と商品の評判も上々という。また、ホースには競合他社にはないパープル(紫色)を採用。「ホースの性能はもちろん、見た目を重視したいユーザーからも高評価をいただいている」(同社)とのこと。なお、サイズは50φ、65φの2種類。使用温度範囲はマイナス10℃~50℃。同社の亘理工場(宮城県)でカムロック、衛生カップリングのバンド締め加工にも対応している。
GSパワーライン耐油BM型は、補強糸がある構造で耐圧性能0・5MPaを持つPVC製のサクションホースで、軽さと柔軟性は、従来品から約20%軽量、柔軟性は約20%向上した。ホースのデザインは硬質部が黒(ブラック)で軟質部は透明のため、ホース内部を流れる流体を確認したいといったユーザーの声にも対応した。「GSサクション耐油パープルと同様、GSパワーライン耐油BM型も一部のお客様でご使用いただいていたが、非常に柔軟性があって良く曲がり、かつ軽くて使いやすい」(同社)と声が多かったという。なお、サイズは50φ、75φの2サイズで展開していくが、今後は他のサイズ(65φ)も追加していく計画だ。同ホースは金具バンド締め、加締め加工が可能となっている。
2商品の発売をきっかけに、同社の耐油サクションホースのラインナップは3種類に拡充。「従来品をお使いいただいているユーザーはもちろん、より軽さや柔軟性がほしい、内部流体の確認がしたいといった、様々なニーズにあったホースを提案できる環境が整った」(同社)としている。

