櫻護謨の26年3月期第3四半期連結決算は、売上高が76億8400万円で前年同期比20・9%増、営業利益が2億8100万円(前年同期は1億4900万円の損失)、経常利益が2億6300万円(同1億5600万円の損失)、四半期純利益が1億7600万円(同1億2500万円の損失)となった。
セグメントのうち、消防・防災事業の売上高は31億6300万円で同12・0%増、セグメント損失は1億9900万円(同セグメント損失2億4900万円)となった。消防ホース・消火栓ホースの販売は、一部製品が当初見込みに比べ納入時期が遅れているものの、順調に推移している。資機材では、前年同期に比べ災害備蓄用防災資機材と車両積載用救助資機材の販売が増加している。また、特殊車両も第3四半期納入案件があったことから増加している。利益面では、販売費や商材企画開発費用の増加があったものの、増収効果により前年同期に比べ損失は低減している。
航空・宇宙、工業用品事業の売上高は41億3700万円で同31・2%増、セグメント利益は7億2500万円で同130・9%増となった。航空・宇宙部門は、前年同期に比べ官需大型機用部品やエンジン用部品の販売が増加したほか、民需向けシール部品及び宇宙関連製品の販売が伸長している。工業用品部門では、原油貯蔵施設向けタンクシールの大型案件数が前年同期に比べ増加した結果、販売が増加している。利益面では、コスト上昇に対して売価再設定などの対策を進めている。対策を上回るスピードの原材料価格の上昇や、難易度の高い一部製品の生産コスト増加の影響も受けているが、増収効果が大きく前年同期比で増益となった。
通期業績予想は、売上高が130億円で前期比6・7%増、営業利益が5億7000万円で同11・5%減、経常利益が5億2000万円で同20・5%減、当期純利益が3億2500万円で同23・7%減を見込んでいる。
