ユニチカの26年3月期第3四半期連結決算は、売上高が956億3700万円で前年同期比2・2%増、営業利益は90億3000万円で同110・3%増、経常利益は88億200万円で同75・8%、当期純利益は106億4900万円(前年同期は243億9900万円の損失)となった。
セグメント別に見ると、高分子事業セグメントの売上高は424億7600万円で同0・7%増、営業利益は75億4300万円で同67・0%増となった。高分子事業セグメントでは、電子材料分野の需要が引き続き高かったことから、概ね堅調に推移した。また、コストダウン施策に加え、価格改定の効果が寄与し、収益性が向上した。
フィルム事業では、包装分野は、ナイロンフィルム、ポリエステルフィルムともに堅調に推移した。中でも、ハイバリアナイロンフィルム「エンブレムHG」の販売は引き続き好調を維持した。工業分野は、電子材料関連の需要が好調を継続したことで販売は堅調に推移した。一方、海外では安価製品との競争により販売が苦戦したが、販売戦略の転換とコストダウン施策の効果により、収益は大きく改善した。この結果、事業全体で減収増益となった。
樹脂事業では、エンジニアリングプラスチックは、自動車向けがやや低調であったものの、電気・電子部品用途が好調に推移し、全体的に販売は伸長した。機能樹脂においても、電気・電子部品用途が堅調に推移した。前年より継続して注力しているコストダウンや各製品の価格改定もあり、事業全体では増収増益となった。
機能資材事業の売上高は291億4400万円で同5・8%増、営業利益は14億4100万円で同251・7%増となった。
26年3月期の連結業績予想は、直近に公表されている業績予想を修正した。売上高1100億円(対前期増減率は13・0%減)、営業利益95億円(同62・4%増)、経常利益90億円(同91・8%増)、純利益200億円を見込んでいる。
