三菱樹脂など 防護補強土壁の新工法展開

2011年07月04日

ゴムタイムス社

Snow Geo BANK工法

三菱樹脂㈱は、東京インキ㈱、日本サミコン㈱、㈱ライテク、和光物産㈱の5社で構成する「Geo BANK工法研究会」において、落石や雪崩の被害を防ぐ防護補強土壁の新工法「Geo BANK工法」を開発し、その試験販売を行っていたが、同工法としては初の物件が島根県で施工され、かつ今後も継続的な受注が見込まれることから、本格販売を開始することとした。
新工法は、壁面緑化が可能な補強土壁(盛土)をジオグリッドなどを用いて構築し、落石や雪崩の被害から保全対象物を護る、待ち受け式の防護工法。落石用と雪崩用の2つの工法があり、脆弱な地盤でも地盤改良や杭基礎工事が不要で、低予算で設置できる。

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