リケンテクノス タイにTPEの新工場 

2011年05月16日

ゴムタイムス社

リケンテクノス㈱は4月25日付で、タイ国において熱可塑性エラストマーコンパウンド現地生産を目的とした子会社を設立することを決定した。
同社の熱可塑性エラストマーコンパウンドの国内販売量は自動車分野を中心に順調に増加しており、今後この傾向はさらに加速されていくものと考えられている。 また、同社の熱可塑性エラストマーコンパウンドは既にアセアン域内の日系自動車部品用に採用されており、同域内においても日本と同様に自動車分野での需要増加が見込まれている。こうした中、アジアの自動車生産拠点として発展が続くタイにて実質同社100%出資のもと、熱可塑性エラストマーコンパウンド製造・販売現地法人の設立を決定したもの。2012年秋の操業開始を目標に、準備を開始した。海外のエラストマー製造拠点としてはRiken Elastomers Corporationに次ぐもので、日本、米国、タイの3拠点が連携し、エラストマーのグローバルな供給体制を構築していく方針。
〈リケンエラストマーズタイランドカンパニーリミテ ッド〉
代表者= 大工原 敬次郎  所在地= タイ国アユタヤ県ウタイ郡  設立年月日= 平成23年7月(予定) 主な事業の内容= 高機能プラスチックコンパウンドの製造販売 決算期=12月31日
従業員数= 約25名(事業開始時) 資本金=300百万バーツ  大株主構成及び所有割合= リケンテクノス 99・99%  事業開始予定= 平成24年10月(24年度 年商105百万バーツ 26年度 年商650百万バーツ予定)

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