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東洋ゴムの1~9月期 タイヤ事業は増収増益 通期は売上・利益とも下方修正

2018年11月12日

ゴムタイムス社

 東洋ゴム工業の2018年12月期第3四半期連結決算は、売上高が2850億4800万円で前年同期比3・5%減、営業利益は307億3200万円で同7・8%減、経常利益は286億6200万円で同2・3%減となった。また、四半期純利益は、製品補償対策費および製品補償引当金繰入額を特別損失として計上したことで、112 億6400万円で同3・6%減となった。

 タイヤ事業の売上高は2468億100万円で同3・8%増、営業利益は338億5900万円で同1・4%増となった。北米市場における市販用タイヤは、大口径ライトトラック用タイヤとトラック・バス用タイヤの拡販に取り組んだことで、販売量、売上高ともに前年同期を上回った。欧州市場における市販用タイヤは、欧州全域で夏用タイヤの販売が順調に推移したことにより、販売量、売上高ともに前年同期を上回った。

 新車用タイヤは、国内で同社製品装着車種の販売が好調で、販売量、売上高ともに前年同期を上回った。国内市販用タイヤは、特に冬タイヤで前年に値上げ前の駆け込み需要の影響があったことから販売量は前年同期を下回ったものの、値上げの効果等により、売上高は前年同期並みとなった。

 一方、自動車部品事業については、防振ゴムおよびシートクッションの売上高は当社製品装着車種の減少により前年同期を下回った。
 以上により、同事業の売上高は382億200万円で33・6%減、事業譲渡による影響額(176億100万円減を含む)となり、事業譲渡及び新製品の収益性の影響などにより、営業損失は31億7500万円(前年同期は9200万円の損失)となった。

 通期の業績予想については、主にタイヤ事業で販売数量が前回発表時の予想から下回ったことや、自動車部品事業で業績が悪化したこと、さらに第3四半期に追加で製品補償対策費を特別損失として計上したことなどにより、売上高、営業利益、経常利益および当期純利益を下方修正した。
 それによると、売上高は3900億円で前期比3・7%減、営業利益は420億円で同7・3%減、経常利益は387億円で同3・7%減、当期純利益は180億円で同16・3%増を見込んでいる。

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