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押出機・混練機内の高分子材料挙動および溶融混練の基礎と最適化

~メカ二ズム、評価、不良現象、スケールアップ~

ゴムタイムス社

受講可能な形式

趣旨

二軸押出機・混練機やミキシングエレメントを有する単軸押出機を用いて高分子材料の混練がなされている。押出・混練過程でのトラブル回避や、装置・プロセス設計の最適化のためには、まず装置内で何が起きているのかを把握することが最も重要である。そのために、材料挙動の可視化・計測やシミュレーション技術が利用され効果を上げているが、技術者が材料挙動・混練に関する基本的な理論 (ノウハウではなく) を理解し実験・計算結果を妥当に解釈できることが、検討結果を実効的に成果へ結びつける最も確実な方法である。

本セミナーでは、高分子材料の固体輸送、溶融、溶融体輸送と混練に関して基礎理論をわかりやすく解説するとともに、その理論に基づく不良現象のメカニズムと解決事例を紹介する。また、実験およびシミュレーションを用いた混練評価およびスケールアップについて、現状の方法と課題を論理的に説明する。

受講対象者

 高分子材料の分野において押出成形やアロイ・ブレンド・コンポジット等の混練の業務に携わっている方、これから携わる方、体系的に勉強したい方

日時 2024年4月12日10:30~16:30
講師 梶原稔尚(九州大学大学院工学研究院化学工学部門 教授)
講師略歴

1982年3月 九州大学工学部化学機械工学科卒業

1987年3月 九州大学大学院工学研究科化学機械工学専攻博士後期課程修了

1987年4月 九州大学工学部助手,同講師,助教授を経て

1995年4月 九州工業大学工学部助教授

2002年4月 九州大学大学院工学研究院助教授

2005年1月 九州大学大学院工学研究院教授

2019年5月 日本レオロジー学会会長(~2021年5月)

2020年6月 プラスチック成形加工学会会長(~2022年6月)

2021年4月 化学工学会九州支部長(~2023年3月)

受講料 45000円/1人(税別)
会場 WEBセミナー(ZOOM)
主催会社 ゴムタイムス社
配布方法 PDFのテキストで配布 ※本セミナー資料の無断転載、二次利用、講義の録音・録画などの行為を固く禁じます。
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プログラム

1.背景

1.1 押出機・混練機の概要と特徴

2.実験による可視化・計測

2.1 既往の可視化・計測の例

2.2 最近の可視化・計測の例

2.3 各種実験の利点と問題点

3.固体輸送メカニズム

3.1. 輸送メカニズムと不良現象

4.溶融部における高分子材料の溶融メカニズム

4.1 溶融プロセスの可視化

4.2 溶融理論

4.3 溶融不良への対応

4.4 溶融部での構造形成

5.溶融混練部の輸送・混練メカニズム

5.1 溶融体輸送メカニズム

5.2 分配混合と分散混合

5.2 伸長流動の重要性

5.2 ポリマーブレンド・コンポジットの混練理論

5.2 押出機・混練機と溶融混練理論の関係

6.単軸スクリュ押出機内の溶融混練

6.1 溶融混練理論とミキシングスクリュの関係

7.二軸スクリュ押出機内の溶融混練

7.1 溶融混練理論と二軸混練機・スクリュ押出機の関係

7.2 溶融混練に付随する問題と対策

8.二軸スクリュ押出機内の脱揮

8.1脱揮の種類とメカニズム

8.2脱揮のシミュレーション

9.計算機シミュレーションによる材料挙動の予測

9.1 計算機シミュレーションの利点と問題点

9.2 固体輸送部のシミュレーション

9.3 溶融部のシミュレーション

9.4 溶融体輸送部のシミュレーション

10.シミュレーションによる溶融混練評価

10.1 分配混合指標とその考え方

10.2 分散混合指標とその考え方

10.3 各種評価指標を用いた研究例

10.4 検証実験の難しさ

11.スケールアップとシミュレーション

11.1 スケールアップの一般論

11.2 シミュレーションによるスケールアップの研究例

12.今後の課題

注意事項

セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。

Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。

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