~包装材料の市場動向、プラスチック包装・容器の形態と要求特性、フィルム包装の技法とフィルム素材、ガスバリア容器・ボトル、アクティブパッケージングの動向、バイオポリマーの包装容器への適用、包装材料のリサイクリングの状況~
受講可能な形式
趣旨
食品包装や医薬品包装として、プラスチックが多用されていますが、内容品を変質させない長期保存性などの高度な要求特性が求められています。このような状況の中、バリア性包装材料などの種々の機能性フィルム・容器の開発が進められています。また、現在バイオマスプラスチックの開発が進んでおり、食品包装材料に関してもバイオマスプラスチックの適用が行われています。本講演では、バリア性包装材料やアクティブパッケージング用機能性食品包装材料、及びバイオマスプラスチックを用いた包装材料について、それらの開発状況を解説します。
受講対象者
新規機能性包装材料開発に携わる技術者
機能性包装材料を適用して新しい包装材料を開発しよとしている技術者
機能性プラスチック材料や包装材料のセールスエンジニア
日時 | 2024年10月4日10:30~16:30 |
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アーカイブ視聴 | 2024年10月11日~2024年10月24日 |
講師 | 葛良 忠彦(包装科学研究所 主席研究員 工学博士) |
講師略歴 | 1965年 3月 京都大学工学部高分子化学科卒業 |
受講料 | 45,000円/1人(税別) |
会場 | WEBセミナー(ZOOM) |
主催会社 | ゴムタイムス社 |
配布方法 | PDFのテキストで配布 ※本セミナー資料の無断転載、二次利用、講義の録音・録画などの行為を固く禁じます。 |
お申込み | このセミナーに申込む |
注意事項 |
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プログラム
1.包装材料の市場動向
2.プラスチック包装・容器の形態と要求特性
3.フィルム包装の技法とフィルム素材
1.フィルム成形と多層化技術
2.パッシブバリアフィルム
2.1樹脂系バリアフィルム
(1)共押出多層バリアフィルム・シート(PE/EVOH/PE、PA/EVOH/PEなど)
(2)PVDCフィルム
(3)ポリグリコール酸(PGA)フィルム
2.2ナノコンポジット系樹脂コート・バリアフィルム
2.3透明蒸着バリアフィルム(シリカコーティング、アルミコーティングなど)
3.ガスバリア包装技法
3.1真空・ガス置換包装
3.2保香性包装と臭気防止対策
4.レトルト包装技法
4.ガスバリア容器・ボトル
1.ガスバリアシート成形容器
2.ポリオレフィン/EVOH系ガスバリアボトル
3.PET系ガスバリアボトル
3.1PETボトルの成形法
3.2パッシブバリアPET多層ボトル(EVOH、MXD6ナイロン)
3.3バリアコーティングPETボトル(シリカコーティング、DLCコーティング)
5.アクティブパッケージングの動向
1.酸素吸収性アクティブバリアフィルム・シート
1.1オキシガード
1.2エージレス・おーマック
1.3オキシキャッチ
1.4エバールAP
2.水分吸収性フィルム
3.アクティブバリアボトル
3.1ポリオレフィン系アクティブバリア多層ボトル
3.2PET系アクティバリア多層ボトル(共射出成形法、国内外の適用例など)
6.バイオポリマーの包装容器への適用
1.バイオプラスチックの開発状況
2.包装・容器への適用状況
3.バイオPET・バイオPE
7.包装材料のリサイクリングの状況
1.水平リサイクリング
2.モノマテリアル化
注意事項
セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。
Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。