~プラスチック材料の基礎知識から、物性表から読み取る設計のポイント、トラブルを防ぐ!プラスチックの応用特性と設計方法まで~
受講可能な形式
趣旨
製品の低コスト化、軽量化に対する要求は高まるばかりです。それらの要求に応えるための有効手段の一つがプラスチックの活用でしょう。しかし、設計者がプラスチックの材料特性をしっかり理解した上で設計を行っているかというと、そうといはいえないケースが多いように感じます。プラスチックには吸水性や劣化、粘弾性特性などの注意すべき特性があります。品質の高いプラスチック製品を設計するためには、そのような材料特性についてしっかり学んでおく必要があります。それにも関わらず、設計者がプラスチックの材料特性について学ぶ機会は非常に少ないのが実情です。
そこで本セミナーでは、設計者がプラスチックの材料特性を学ぶことを前提に解説を行います。プラスチックを使った設計を行う際に注意すべき材料特性を網羅し、品質トラブルの低減につなげます。
受講対象者
設計に必要なプラスチックの材料特性を効率的に学びたい設計者
プラスチック製品の設計法を学びたい材料メーカー、材料商社等の担当者
日時 | 2024年10月17日10:30~16:30 |
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アーカイブ視聴 | 2024年10月24日~2024年11月6日 |
講師 | 田口宏之(田口技術士事務所 代表) |
講師略歴 | 九州大学大学院総合理工学府 修士課程修了 |
受講料 | 45000円/1人(税別) |
会場 | WEBセミナー(ZOOM) |
主催会社 | ゴムタイムス社 |
配布方法 | PDFのテキストで配布 ※本セミナー資料の無断転載、二次利用、講義の録音・録画などの行為を固く禁じます。 |
お申込み | このセミナーに申込む |
注意事項 |
※アーカイブ配信のみご希望される方は、「このセミナーに申込む」より【アーカイブ配信のみ】となっている方をお選びください。 ※アーカイブ配信実施セミナーの場合、リアルタイム視聴でご受講される方は、無料で「アーカイブ配信」を閲覧できます。振り返り学習に活用ください。 |
プログラム
1.プラスチックを使ったものづくりの概要
1-1 プラスチックのメリット/デメリット
1-2 金属材料との違い
1-3 プラスチック関連知識
2.プラスチック材料の基礎知識
2-1 プラスチックの構造と分類
2-2 熱硬化性プラスチック
2-3 熱可塑性プラスチック
2-3-1 結晶性プラスチック/非晶性プラスチック
2-3-2 汎用プラスチック
2-3-3 エンジニアリングプラスチック
2-4 環境配慮型プラスチック
2-4-1 バイオマスプラスチック
2-4-2 生分解性プラスチック
2-4-3 プラスチックのリサイクル
2-5 配合剤(添加剤)
3.物性表から読み取るプラスチックの基本特性と設計のポイント
3-1 物性表
3-2 物理特性と設計のポイント
3-2-1 MFR/MVRと分子量
3-2-2 成形収縮率
3-2-3 密度/比重
3-2-4 吸水率
3-3 機械特性と設計のポイント
3-3-1 引張特性
3-3-2 曲げ特性
3-3-3 衝撃特性
3-4 熱特性と設計のポイント
3-4-1 ガラス転移温度/融点
3-4-2 荷重たわみ温度
3-4-3 線膨張係数
3-4-4 熱伝導率
3-4-5 難燃性(燃焼性)
3-5 電気特性
3-6 光学特性
4.トラブルを防ぐ!プラスチックの応用特性と設計のポイント
4-1 粘弾性特性と設計のポイント
4-1-1 クリープ
4-1-2 応力緩和
4-2 劣化と設計のポイント
4-2-1 熱劣化
4-2-2 加水分解
4-2-3 紫外線劣化
4-2-4 劣化の寿命予測
4-3 耐薬品性と設計のポイント
注意事項
セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。
Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。