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「接着」の基礎と接着不良の原因・対策および硬化率測定と加速試験方法を学ぶ

~接着とは、他の接合方法との違い、接着剤・塗料の分類、硬化原理の概要、接着不良の主な原因、物性評価、硬化状態の化学的評価、加速試験、風荷重、まとめ~

ゴムタイムス社

受講可能な形式

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趣旨

接着剤・塗料等はユーザー自身が液体から固体に転換し、同時に被着体との間に接 着状態を作る点で工業材料の中でも特徴的です。そのため、必要な基礎知識が不足し ていると、それが不具合の原因となることがあります。そこで本講座では、「接着」 の基礎的な知識を身に着けることでその不良原因と対策について理解し、硬化状態を 化学的に評価することの意義とその具体的方法を知ることを目標とします。また、屋 外に施工する場合も含め、長期信頼性評価のための加速試験や接着強さの目標値設定 の考え方についても一端を紹介します。 本講座を受講すると、まず冒頭で、よく使われている「接着強度」という言葉があ いまいであることに気づくでしょう。また、汎用分析機器であるFT-IRやDSCを用いる 硬化率測定の具体的手順とその注意点を知るだけでなく、これらの装置についての基 礎知識も得られます。計算手順が複雑なものもありますが、分からなくなっても必要 な時にテキストを読めば利用できるように書かれています。 終了後も電子メールでの質問を受付けます。

受講対象者

これから接着剤や塗料を扱う技術者から既に扱っていて不明点などを持っておられる方まで、新しい知識が得られる内容です。特別な化学の知識は必要ありません。

日時 2024年4月5日10:30~16:30
アーカイブ視聴 2024年4月12日~2024年4月26日
講師 講師:並木 陽一 積水ポリマテック(株) 品質保証部 工学博士
講師略歴

30余年にわたり、材料メーカー5社・ユーザー1社で接着剤など高分子材料関連の研究開発に従事、大学で材料・接着・分析に関する授業も担当。

受講料 45000円/1人(税別)
会場 WEBセミナー(ZOOM)
主催会社 ゴムタイムス社
配布方法 PDFのテキストで配布 ※本セミナー資料の無断転載、二次利用、講義の録音・録画などの行為を固く禁じます。
お申込み このセミナーに申込む

プログラム

プログラム:

1. 接着とは
 1.1 接着力の発現
  1.1.1「接着」発現の諸説
  1.1.2 機械的接合説
   1.1.3 分子間力説
  1.1.4 その他
  1.1.5 化学結合説・分子間力説のまとめ
 1.2 ぬれ
  1.2.1 固体-液体の接触
  1.2.2 ぬれやすさ・接着エネルギー
 1.3 破壊モード
 1.4 接着と粘着
2. 他の接合方法との違い
 2.1 各種接合方法の利点と欠点 
 2.2 接着剤の利点と欠点

3. 接着剤・塗料の分類
 3.1 溶剤系
 3.2 無溶剤系
  3.2.1 アクリル系
  3.2.2 瞬間接着剤
  3.2.3 エポキシ系
  3.2.4 シリコーン系
 3.3 その他
4. 硬化原理の概要
 4.1 溶剤系
 4.2 無溶剤系
  4.2.1 主な硬化方法
  4.2.2 アクリル系
  4.2.3 瞬間接着剤
  4.2.4 エポキシ系
  4.2.5 シリコーン系
5. 接着不良の主な原因
 5.1 保存状態
 5.2 被着体の汚れ・表面状態
 5.3 塗布量
 5.4 プライマー
 5.5 硬化条件
 5.6 使用温度
6. 物性評価
 6.1 弾性率の温度依存性
 6.2 ガラス転移温度
 6.3 線膨張係数

7. 硬化状態の化学的評価
 7.1 化学的評価の必要性
  7.2 主な分析機器
  7.2.1 FT-IR装置
  7.2.2 FT-IR法による硬化率測定の手法・注意点
   7.2.3 DSC装置 7.2.4 DSC法による硬化率測定の手法・注意点
8. 加速試験
 8.1 主な加速試験方法
 8.2 高温試験
 8.3 高温高湿試験
 8.4 SWOM(サンシャインウェザオメーター)試験
9. 風荷重
 9.1 風荷重とは
 9.2 引張接着強さとはく離接着強さとの関係
10. まとめ

注意事項

セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。

Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。

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