神島化学の16年4月期 営業利益が18%増加

2016年06月10日

ゴムタイムス社

 神島化学工業の2016年4月期決算は、売上高が218億1900万円で前年同期比5・5%増、営業利益は7億9100万円で同17・8%増、経常利益は7億1000万円で同26・8%増、当期純利益は6億2400万円で同44・2%増となった。

 建材事業は、期初より新たに外装材事業(ラムダ事業)を譲受したことにより、非住宅分野の拡充に取り組み、売上高は154億2400万円で同6・8%増となった。しかし、ラムダ事業や退職給付会計の一時的な費用負担などから、セグメント損失は1億1700万円の赤字計上となった。

 化成品事業では、売上高は海外需要が着実に伸張したことにより、同2・5%増の63億9400万円と2期連続で最高売上高を更新した。セグメント利益も輸入燃料価格の下落などから、14億2200万円と同37・6%の大幅増益となった。

 2017年4月期通期の業績予想は、売上高が223億5000万円で前期比2・4%増、営業利益が12億8000万円で同61・7%増、経常利益が12億円で同68・9%増、当期純利益が8億6000万円で同37・8%増を見込んでいる。

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