横浜ゴム 15年連続で「エコプロダクツ」に出展

2014年12月08日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは12月4日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で12月11日から13日にかけて開催される「エコプロダクツ2014」に今年も出展すると発表した。

 同イベントへの出展は15年連続。

 展示テーマは、『「青い地球と人を守る」ために』。ブースでは、同社がグローバルで展開する低燃費タイヤブランド「ブルーアース」シリーズのタイヤを展示。さらに同シリーズに採用されている転がり抵抗を低減し低燃費性能を高める先進技術を解説する。また、すり減ったトレッドを再生し再利用するトラック・バス用リトレッドタイヤやタイヤ空気圧モニタリングシステム「ハイテス」なども紹介する。タイヤ以外の製品では、コンベヤベルトの主力製品「デュオテックス」や燃料電池自動車に水素を充填するディスペンサー用ホースに対応した高圧水素ホースなどを展示。福祉関連製品では車いす用エアーセルクッション「メディエア」シリーズやパンクしない車いす専用タイヤを出展する。

 製品以外では、2007年から国内外の生産拠点で取り組んでいる植樹活動「YOKOHAMA千年の杜プロジェクト」をパネルで紹介する。同プロジェクトは事業活動が与える環境への負荷を最小化するだけでなく、工場の存在自体を環境に良い影響を与えられるものにしたいという想いからスタートしている。これらの経験を活かした東日本大震災への復興支援活動として、岩手県上閉伊郡大槌町で毎年開催している「平成の杜」植樹会についても詳しく紹介する。このほか、社会科見学の学生向けにパペット・シアターを用意し、同社のエコ活動を分かりやすく説明する。

 今年で16回目の開催となる同展は、産業環境管理協会と日本経済新聞社が主催する日本最大級の環境展示会。企業、行政、NPO、学生など約740社・団体が出展、17万5000人の来場者が見込まれている。

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