【ホース特集】建設機械に対する排ガス規制の推移

2014年10月27日

ゴムタイムス社

 高圧用ホースの主な需要先である建設機械業界は、震災復興需要や海外需要の増加などにより業績を堅調に伸ばしている。

 その一方で、2006年の「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律」(通称オフロード法)施行により、建設機械など公道を走行しない特殊自動車(オフロード車)の生産に対して排ガス規制が導入され、その後も規制の強化は、段階的に進められている。

 2011年には、粒子状物質(PM)の最大9割削減が義務づけられ、さらに2014年には、窒素酸化物(NOx)についても同程度の削減が求められる計画だ。

 これら生産規制には、導入時期および旧基準の経過措置期間が設定されている他、建機のエンジン出力量に応じて設定が異なっている。

 例えば、主力のD4クラスでは、12年10月からの新車生産に11年規制が適用されたが、

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