住友ゴム 退職者復職制度を導入開始

2014年10月02日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は10月1日、同日より正社員を対象とした退職者復職制度「JOBリターン制度」の導入を開始したと発表した。

 「JOBリターン制度」は結婚、出産、育児、介護や配偶者の転勤など、やむを得ない家庭の事情により退職した社員が正社員として復職できる制度で、育児休業や介護休業と併せて社員の仕事と家庭の両立を支援する制度。復職時には、転勤を伴わないコースが選択できるなど、多様な働き方に柔軟に対応することで、社員が自身の生活に合わせてキャリア形成を行うことができる。

 同制度の対象者は、同社正社員として満3年以上の勤続経験者(結婚、出産、育児、介護、配偶者の転勤などやむを得ない家庭の事情により退職した者)、2014年10月1日以降の退職者。

 復職形態は原則、本人の職場復帰希望と求人状況が合うこと。面談を経て、復職。手続は「JOBリターン制度」申請書にて登録すること(退職後の登録も可能)。離職期間は退職日から10年以内。

 同社では、これからも長期ビジョン「VISION2020」で掲げている「全社員の幸せを追及する」ことの実現に向け、社員一人ひとりが安心して働ける仕組み作りや環境整備を推進していくとしている。

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